特集:東海大生200人に聞きました
2014年9月1日号
【100回記念特別編】東海大生の長所は?
学生のよいところ、悪いところ
先生はどう考えている?


学習や課外活動、趣味嗜好まで、キャンパスライフに関するさまざまな事柄について、アンケートを通じて東海大生の本音に迫る「Tokai Style 本紙調査 学生アンケートの結果から」が2006年4月1日号(第901号)の連載開始から100回の節目を迎えた。そこで今回は、いつもの学生200人から趣向を変えて、東海大学の先生100人を対象にした特別編「先生100人に聞きました」を企画。来月号と合わせて2回にわたって、「東海大生の長所と短所」と「キャンパスライフ充実へのヒント」を紹介する。





先生たちの声から
Q.長所は?
▽湘南校舎の雰囲気に代表されるように、自由闊達。スポーツ、理工系、文化系とも社会に対して存在をアピールできている(観光学部教授)
▽現実的な対応力を有している学生が多い(工学部教授)
▽興味のあることに対して、掘り下げて考えようとする姿勢(体育学部准教授)
▽学生たちからは毎年、「のびしろ」(潜在能力)の大きさを実感している(総合教育センター准教授)
▽ 学業だけでなく、学外の活動にも積極的であり、地域から熱い期待が寄せられている。学生、教職員、地域の協働が東海大の強み(経営学部教授)
▽教員からの依頼にも快く引き受けてくれることが多く、打算的な学生が少ないように感じる(農学部教授)

Q.短所は?
▽仲間内の中での活動で満足してしまいがち。学外の人々ともっと積極的に交流する力を身につけて(文学部教授)
▽残念ながらマナーの悪い学生が増えてきた。歩きたばこ、ポイ捨てなどひどい状況(工学部教授)
▽外国を身近に意識していない。充実した留学制度をもっと利用してほしい(外国語教育センター教授)
▽若者全般にいえることだが、泥臭い仕事を嫌う傾向がある。不格好でも地味でも、忍耐強くこつこつと努力することが大切(基盤工学部教授)
▽授業では板書以外にも重要と思えばメモを取る必要があるが、それをできる学生が少なくなっている。また、話を聞きながら相づちを打てなくなっているように感じる(農学部教授)

“素直で真面目”な長所を伸ばし、発信力も身につけよう
教学部 川上哲太朗部長(海洋学部教授)

アンケートに回答した先生方と同様に、東海大学には「素直で真面目」な学生が多いと感じています。純粋で、いい意味で世間ずれしておらず、協調性もある―そんな学生たちが、本学の特色ある教育研究、チャレンジセンターのプロジェクト活動など課外活動を通じて学び、「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を養う。そのことが、社会人としての高い適応力と社会からの評価につながっていると考えています。

それは、全国平均を上回る就職率にも表れています。企業の採用担当者は、型にはまったタイプではなく、社会に出てからの「のびしろ」に期待します。素直で真面目という土壌と大学時代における成長の度合いが、社会が求める人材像にマッチしているといえるのではないでしょうか。

一方で、やはりアンケートの上位に入っているように「積極性に欠ける」「主張がなく、引っ込み思案」「おとなしい」という学生も多いようです。

しかし、社会に出れば、自分の考えを積極的に発信することが求められます。もちろん常に自己主張ばかりしていてはいけません。人の話をしっかりと聞き、理解したうえで自分の意見を主張する。学生の皆さんには、キャンパスライフを通じて、ぜひ「発信力」も培ってもらいたいと考えています。