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2015年2月1日号
古代エジプトを知ってもらおう!
“学生手作り”の企画展

1月31日から横浜ユーラシア文化館で開かれている「古代エジプト ファラオと民の歴史―東海大学のエジプトコレクション―」は、事前の準備や会場でのワークショップなど、文学部を中心に多くの学生有志が活躍している。

企画展にはチャレンジセンターユニークプロジェクト「International Cultural Properties Project」(ICPP)に参加している、文学部歴史学科考古学専攻やアジア文明学科などの学生約20人が携わる。その多くは学芸員志望やエジプトに興味のある学生だ。

指導する山花京子准教授(文学部アジア文明学科)は、「最初は東海大が所蔵するコレクションを展示するだけの予定でしたが、せっかくの機会なので地域と学生が連携し、学生の学びの場にもなる展示会にできないかと考えました」と振り返る。山花准教授から提案を受けた学生たちは、話し合いを重ねて企画を考案。準備を進めてきた。

展示会場に設置される資料紹介パネルや、携帯電話でQRコードを読み込むと再生される音声ガイド、クイズラリーはどれも学生の手づくり。小野智仁さん(歴史学科考古学専攻3年)は、「勉強会を開いたり、図書館の本で調べたりしながら、解説ができるよう準備してきました」と語る。パネルや音声ガイドの原稿を自分たちで練り上げただけでなく、会場での解説員も務める予定だ。

また、会期中の土・日曜と、祝日の午前10時30分から午後5時までは、1階図書コーナーで「ワークショップ」も開催する。

佐藤永明さん(同)は、「自分たちで絵を描いた『運命の王子―古代エジプトの物語』の芝居や、エジプト神話の絵本の読み聞かせを行います。古代エジプト文字のスタンプを使ってしおりを作ったり、スフィンクスやピラミッドのぬりえを楽しんだりして、子どもたちにも喜んでもらえれば」と語る。 1日限定6人のパピルス修復体験、砂絵づくりなど盛りだくさんの“学生企画”は必見だ。

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(写真上)展示前の資料のクリーニングも学生が担当
(写真下)3号館地下のスタジオで音声ガイドを録音