特集:東海大生200人に聞きました
2015年2月1日号
どうなる? 3年生の就職活動
“超短期決戦”に備えよう

経団連の倫理憲章見直しなどを受け、2016年3月卒業生(現3年生・修士1年生)の採用情報解禁が12月1日から3月1日に変更になった。本格的な就職活動開始まであと1カ月。“超短期決戦”を乗りきるために、今すべきことは? 4年生200人と、キャリア支援センターの佐川直之次長に、就活の秘訣やアドバイスを聞いた。 (構成・編集部)



16年卒の就職活動は、3月1日から企業の採用情報が公開され始め、エントリーや企業説明会が順次始まる。例年4月前後から行われていた筆記試験や面接は8月にずれ込むため、「本番はまだ先でしょう?」との声も聞こえてきそうだが、内定式は例年どおり10月1日に行われる。つまり試験や面接が始まってから内定まで2カ月の“超短期決戦”が予想される。

キャリア支援センターの佐川次長は、「大手企業はおおむねこのスケジュールで動くでしょう。しかし内定式まで時間がないため、今まで大手の後に採用活動をしていた中小企業は8月より前倒しし、内定辞退も想定して早めかつ多くの内定を出すことも考えられる」と語る。

そうなると、「試験は8月からだから……」とのんびりしていると、気づいたときには採用活動が終わっていた、なんてことにもなりかねない。企業によってはすでに採用情報がホームページ上に掲載されているところもある。4年生からも、「自分の行きたい会社の試験がいつ始まるのか、どのようなことをしておけばいいのかを細かく知っておく必要がある」(体育学部・男子)との声が上がる。

また、「情報公開が始まるとセミナーや選考で忙しくなる。今のうちに筆記試験対策や自己分析をしておくべき」(文学部・女子)とのアドバイスも。佐川次長も、「2月のうちにSPI対策をきちんとすること、新聞を読むこと、企業・業界研究をすることが大切」と話す。

「何から始めればいいのかわからない、志望業界が決まらないなど不安のある学生は、まずは各校舎のキャリア支援窓口に来てください。話しているうちにヒントが見つかるはず」と佐川次長。下記の“4年生からのアドバイス”もぜひ参考に。




4年生からのアドバイス
今すぐ始めよう! 早めの準備が内定のカギ

【自己分析】まずは自分を振り返ろう! 長所、短所、特技は?
▼自分がどんな人間であるのかわかっていないのに面接に挑んでも、準備していない質問をされたときに本性がすぐにバレる。あなたは何ができて、何ができない人ですか? できないときはどうしますか? 自分をよく知ろう(工学部・男子)
▼エントリーシートを書くと、強みを知ることができる(政治経済学部・男子)
▼自分を知ることで目指す未来も具体化しやすいし、何より自信が持てる。私の場合、自分をよく知った後半のほうが試験も通りやすかった(農学部・女子)
▼同じ質問でもいくつかの答えを用意できるよう、自己分析は今のうちにしっかりやっておく。想定される質問をノートに書き出しておこう。就活が後ろ倒しになったからといって油断するのではなく、短期決戦になったという思いで臨んでください(教養学部・男子)
▼ 業界や業種に枠を設けず、「自分がやりたいこと」をはっきりさせるべき。業種が異なってもやりたいことが決まっている人は、面接でも発言にブレがなかった(政治経済学部・女子)

【業界・企業研究】“相手”を知る
▼ 業界の情勢を調べその業界に属している企業間比較分析をすることで、本当に合った会社に出会える(健康科学部・男子)
▼学内説明会などの身近なところから参加すると、いろいろな企業が見られてよい(教養学部・女子)
▼説明会に行ってみないとわからないことばかり。期待していたことと違ったり、逆によい印象を受けたりすることも。偏見をなくして、多くの企業を見たほうがいい(海洋学部・男子)

【筆記試験】きちんと対策を!
▼ OB訪問や、自己分析、SPIは就活が始まってからだと時間がないので、今のうちに取り組んでおく。就活で最も大切なのは体調管理(工学部・男子)▼テストに受からなければ、面接など次に進めない。SPIは1週間集中してやれば十分だと思う(法学部・女子)
▼ SPIだけでなくGAB、玉手箱などの種類があるので対策を(文学部・女子)
▼油断しているとSPIで落とされ、本番の面接にもたどりつけないということを忘れないでほしい(理学部・男子)

“経験者の声”を参考に
▼ 業界や職種を決めるとき、自分が最もやりたいこと、それにどのような思いがあるのかをまず決める。最終的に面接などでいちばん大事な要素になってくる(情報理工学部・女子)
▼ 自己分析、業種職種の絞り込み、エントリーシートや履歴書の内容の決定、自分の行きたい職種への揺らがない理由づくり。きちんとやりたいことを決めて、理由が明確であれば面接はうまくいくと感じた(情報通信学部・女子)
▼内定の理由は「第一印象(笑顔・声の大きさ)で決めた」と言われた。面接は多少失敗しても人柄でカバーできる(法学部・女子)
▼自分のいいところや、負けないものを探す。就活が始まると他大のすごい人をたくさん目の当たりにするけれど、自分に自信を持って挑めば心が折れても負けないで頑張れる(文学部・女子)
▼ 知っていると思う内容のセミナーも受けてみるべき。その中で一つでも何か得られたらラッキーと思って貪欲に就活をすれば、早く内定が出ると思う(理学部・男子)
▼ 就活で大切なことは、数をこなすこと。落ちることもありますが、次に切り替えて進むことができれば自分のやりたい仕事ができるでしょう。立ち止まることなく頑張って(芸術工学部・男子)
▼ 参考書の考えに固まりすぎないように。無理に難しい言葉を使うより、自分の言葉で思いを伝えられるように(海洋学部・女子)
▼ 遊ぶときと、しっかりするときと、メリハリを(工学部・男子)
▼多くの企業を受けて成功や失敗をたくさんすること。最後は笑顔で自信を持って!(産業工学部・男子)

 
【学生アンケート調査】●調査期間:2014年11月下旬〜12月上旬 ●調査対象者:東海大学在学生(札幌校舎11人、代々木校舎13人、高輪校舎10人、湘南校舎108人、伊勢原校舎19人、清水校舎16人、熊本校舎14人、阿蘇校舎9人)●調査回答数:200人●調査方法:ヽ慇献皀縫拭爾縫瓠璽襪妊▲鵐院璽箸鯒杰し回答を得る▲ャンパス内でアンケート用紙を直接配布し回答を得る