熊本の“学生の元気”を伝える
建学祭で「熊本の元気な姿」を伝えよう! 熊本校舎で学ぶ経営学部、基盤工学部、農学部の学生が「東海大復興モザイクアートを作ろう!」と「校内緑化をしよう!」と題した復興イベントを開催した。
熊本地震の影響で阿蘇校舎から熊本校舎に学びの場を移した農学部生と熊本の学生が協力し、復興につなげようと両校舎の学生会代議員会が合同で企画したもの。当日は2つの取り組みに合わせて67人が参加した。
モザイクアートの制作では、学生間で呼びかけて震災後に撮影した日常の写真を8000枚収集。そのうち6000枚を使って熊本校舎と学生たちの絵になるよう、参加者たちが写真を並べた。
校内緑化は、来春に新入生が入学した際に満開を迎えるようチューリップの球根を植えつけ。どちらも終了後に交流会を開き、学生たちが親睦を深めた。運営を担う阿蘇代議員会の横山百合菜委員長(農学部2年)は、「取り組みを通して熊本、阿蘇の一体感が生まれています」と手応えを語る。モザイクアートは11月1日から始まる熊本校舎の建学祭「東熊祭(とうゆうさい)・数鹿流祭(すがるさい)」でお披露目される。
(写真上)震災後、大学の授業が再開して以降の日常を撮影した写真を並べる
(写真下)校内緑化ではプランターに球根を植え、校舎の周りに設置した