熊本で公開セミナー
水泳部が復興支援イベントも
熊本校舎で7月15日、第56回九州キャンパス公開セミナーLet’s不思議「五輪の金メダルに懸ける夢! 希望を星につないだ挑戦の記録!! 10年間信じ続けて掴んだ金メダル!!」が開催された。
学校法人東海大学建学75周年記念行事の一環として開かれた今回は、昨年のリオデジャネイロ五輪競泳日本代表チームのコーチを務めたスポーツ医科学研究所の加藤健志准教授(水泳部監督)と同五輪の水泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストで水泳部OGの金藤理絵選手(大学院体育学研究科修了・公益社団法人ぎふ瑞穂スポーツガーデン)が講師を務めた。
2人は来場した学生や地域住民ら約230人を前に、金藤選手が東海大学に入学した2007年から二人三脚で歩んできた軌跡について動画を交えて紹介。リオ五輪で金メダルを獲得したシーンが上映されると会場から拍手がわき起こった。
金藤選手は、「今後は水泳の魅力やどうやったら速く泳げるかといったことだけではなく、どうしたら好きなことを続けられるか多くの子どもたちにアドバイスしたい」と話した。
また、水泳部はセミナーの当日朝から、熊本市内のスポーツクラブ「ルネサンス熊本南」を訪問。チャリティーイベントとして子ども向けの水泳教室を開催した。
加藤准教授の解説で金藤選手がトレーニングや平泳ぎの基本的な動きをプールで披露したほか、同部が実施してきた募金活動などで得られた寄付金を活用して制作したオリジナルのナップサックなどをプレゼントした。
(写真上)金藤選手との10年の歩みを熱弁する加藤准教授
(写真下)熊本の子どもたちに夢や希望を伝えたいと行った水泳教室
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