付属病院の医師ら5人が熊本へ
東海大学医学部付属病院のDMAT(災害派遣医療チーム)も、熊本地震で被災した熊本市内で医療支援活動を行った。DMATは、災害発生直後に被災地で救急治療などを行う、専門の訓練を受けた医療チーム。17日夕方、厚生労働省と神奈川県から要請を受けた同病院では、救命救急科の梅澤和夫医師(医学部講師)を隊長に、看護師2人、臨床工学技士、事務職員の5人からなるチームを編成。18日中に羽田空港から福岡を経由して活動拠点の熊本赤十字病院に到着した。
翌19日から20日まで、同市西区内の小学校や中学校、合同庁舎に設けられた5カ所の避難所を回り、被災者一人ひとりの体調を確認するスクリーニングやアセスメントなどを行った。
(東海大学新聞5月1日号掲載)
(写真)DMATチームのメンバー