一日も早い復興のために
熊本地震では、住んでいた下宿やアパートが被害を受け、実家や親戚のもとに避難している学生も多い。そんな学生たちが、湘南校舎をはじめ全国で行われている募金や避難所の運営ボランティアに参加するなど支援活動を始めている。
湘南校舎の募金活動には、農学部の鈴木雅大さん(1年)と鈴木健太さん(同)、田中瑞希さん(3年)が4月19日から参加。鈴木雅大さんは、「熊本のことを思うといてもたってもいられなかった」と語る。鈴木健太さんは、「南阿蘇村の一日も早い復興のためにできることを続けたい」と話す。
一方、東京都内に避難している学生たちも、「お世話になった下宿村を助けたい」と、募金活動を展開すべく準備を開始した。野佳代子さん(2年)らは、代々木校舎でパソコンを借りて道路使用許可の申請書を作成。19日からJR新宿駅前で協力を呼びかけている。
(東海大学新聞5月1日号掲載)
(写真上)湘南校舎でも募金活動を実施
(写真下)東京都内に避難した学生たちも協力を呼びかける