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付属諸学校で支援活動始まる

2016/5/1

生徒が各地で募金呼びかけ

付属諸学校でも熊本地震を受けて支援活動が始まっている。付属諏訪高校(茅野市)では4月19日から22日まで、生徒の登校時間に合わせて生徒会の役員が生徒玄関前で募金活動を行った。職員室にも募金箱を設置し、教員や生徒が寄付している。

また、諏訪高のある茅野市の柳平千代一市長が18日に同高を訪れ、田中昇校長に見舞金10万円を手渡した。同市は2010年に東海大学と包括協定を締結しており、市役所で観光学部の学生のインターンシップを受け入れるなど交流があることから、被災した学生の支援に役立ててほしいと今回の寄付に至った。見舞金は後日、田中校長から松前義昭理事長に手渡される予定だ。

付属福岡高校(宗像市)では、生徒会や女子サッカー部、チアリーディング部の生徒らが、校舎に近いJR赤間駅や商業施設「ゆめタウン宗像」で、4月20日から募金活動を実施。付属自由ケ丘幼稚園(宗像市)も20日から園内に募金箱を設置して園児や保護者が募金しているほか、付属本田記念幼稚園(伊勢原市)では21日から教職員向けの募金活動が始まっている。

付属札幌高校では生徒会とボランティア同好会の生徒が、25日から28日まで登校時と昼休みに校舎内で募金を受け付けている。そのほかの各校園でも支援活動が計画されており、全国に広がる付属諸学校から熊本にエールを送る。

(東海大学新聞5月1日号掲載)

 
(写真上)付属諏訪高校では、生徒会の役員が、登校時間に合わせて生徒玄関前で募金を呼びかけた
(写真下)札幌高でも生徒が募金を呼びかけた