11月1日から3日まで大学の各校舎で開かれた建学祭では、学生らがさまざまな復興支援活動を実施。同じ学園の仲間として、熊本・阿蘇の復興を祈念した。
【熊本】熊本校舎の「東熊祭・数鹿流祭」に、巨大なモザイクアートが出現――農学部生と熊本の学生が協力して復興につなげようと、両校舎の学生会代議委員会が合同で10月22日に行った「東海大復興モザイクアートを作ろう!」で制作されたもの。「熊本の元気な姿を伝えよう」と、震災後に撮影された学生たちの日常の写真6000枚を使って、熊本校舎の風景と阿蘇校舎の学生たちの笑顔に、「新たな一歩を」のメッセージを記した5メートル四方の大作だ。
【湘南】湘南校舎の「建学祭」では、チャレンジセンターの特別プロジェクト「熊本復興支援プロジェクト」のメンバーが活動報告展を実施。11月3日には「東海大学同窓会第16回ホームカミングデー」内の「熊本地震 震災復興 学園の活動写真展」で説明係として運営に参加し、募金を呼びかけた。
【清水】清水校舎の「海洋祭」では、実行委員会の学生たちが熊本復興支援活動を目的に募金活動を行った。会場内に常時4つの募金箱を設置し、「熱気球体験」をはじめとした人気イベントの受付でも来場者に協力を呼びかけ。3日間で集まった募金は、熊本県の「平成28年度 熊本地震義援金」に全額寄付する。