熊本を“アシスト”
熊本にエールを送ろう――。付属浦安高校で10月29、30日に建学祭が開かれ、熊本地震の復興支援に関するさまざまなイベントが行われた。
全校の気持ちを一つにして、支え合いの気持ちを熊本に届けようとテーマを「Assist~つながりの輪~」に設定。イベントを担当した生徒会の石原絢さん(1年)は、「これまでにも校内外で募金活動をしてきたが、建学祭でも復興の力になりたかった」と話す。
生徒会では2日間にわたって九州が発祥とされるバナナのたたき売りを実施。売り上げは日本赤十字社を通じて熊本県に寄付される。
1年生は全生徒が参加し、熊本県のPRキャラクター「くまモン」の人文字に挑戦した。撮影した写真は校内に掲示し、熊本への継続的な支援を呼びかけるために役立てられている。
また、2年生は日本各地の名産品を取り寄せてバザーで販売。収益金は学校法人東海大学熊本義援募金に寄付する予定だ。
生徒会顧問の倉田滋夫教諭は、「それぞれの生徒がアイデアを出しながら、熊本を支援しようと頑張っていた。学園の仲間を助けたいという思いの表れだと思う」と話していた。
(写真)1年生が挑戦した「くまモン」の人文字