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スポーツ

2018/11/01

全日本学生体重別団体で準優勝

【女子柔道部】日本一チームから金星挙げ

10月20、21日に兵庫県・尼崎市記念公園ベイコム総合体育館で全日本学生柔道体重別団体優勝大会(男子20回、女子10回)が開催され、湘南校舎の男女柔道部が出場。男子柔道部は準決勝で筑波大学に敗れベスト4、女子柔道部は2年ぶりに決勝に進出し、龍谷大学に惜しくも敗れ準優勝となった。同大会は男女とも階級の配列が抽選によって決定される7人制団体のトーナメント戦。

2回戦から登場した女子柔道部は、仙台大学を相手に4―3の接戦を制すると、3回戦では金沢学院大学に3―1と快勝。続く準決勝では、前回大会優勝で、6月に開催されたもう一つの団体戦、全日本学生柔道優勝大会も制した強豪・山梨学院大学との対戦となった。

先鋒戦を引き分けると、次鋒(48キロ級)の根本美希選手(体育学部4年)が粘り強い柔道を見せ、小外刈りで見事に一本勝ちを収め先取点を挙げる。その後も、三将(78キロ超級)の松田美悠選手(同1年)も優勢勝ち。そのまま最後まで粘り強い戦いでリードを保ち、2―0で決勝進出を決めた。両大学とも初の頂点をかけた龍谷大との一戦は、先鋒からの3戦こそ引き分けたが、中堅戦と副将戦を落とし0―2で終戦となった。

塚田真希監督(体育学部講師)は、「団体戦ではそれぞれの役割を考え、しっかり果たすことが重要。選手たちは苦しい展開や厳しいプレッシャーの中でもよく頑張ってくれた」とねぎらう。「決勝は悔しい結果となりましたが、山梨学院大に勝利するなど、これまで取り組んできた稽古の方向が間違っていなかったことも実感できました。今後も変わらず、日本一を目指していきます」と力強く語った。

(写真上)準決勝で貴重なポイントを挙げた松田選手=左=は決勝戦でも自分より体の大きな選手を相手に健闘。引き分けに持ち込んだ
 
【男女柔道部】
体重別選手権 3階級で初優勝

全日本学生柔道体重別選手権大会が9月29、30日に日本武道館で行われ、男女柔道部の3選手が初優勝を果たした。

男子100キロ級の伊藤好信選手(体育学部3年)は、準々決勝までに昨年度の同大会1位、2位の選手を破って決勝へ進出。「緊張もあったが試合を勝ち進むごとに、『自分はどこまで行けるだろう』という思いに変わっていった」と伊藤選手。決勝では強気な攻めを見せ、一本背負投で技ありを奪うと、その後は相手の猛攻を防ぎきり、初の全国制覇を果たした。

男子100キロ超級では、準決勝で奥野拓未選手(同4年)との「東海大対決」を制した太田彪雅選手(同3年)が決勝に進出=写真右。大内刈のフェイントをかけて、体落で相手選手を畳に沈める鮮やかな一本で初優勝を決めた。「入学してから上水研一朗監督(体育学部教授)から教わってきたことが着実に身についていると実感できました」と振り返った。

昨年度の同大会では2位と、悲願の優勝を狙った女子57キロ級の竹内鈴選手(体育学部3年)は、決勝で同部の香川瑞希選手(同1年)と対戦。多彩な技を仕掛け、最後は大外刈で頂点に立った。5試合すべて一本勝ちでの完勝に、「すべての試合が早い展開で決められた。後輩の香川と1位、2位になれてお互いにいい経験になった」と笑顔を見せた。

なお、今大会では男子73キロ級の込山龍哉選手(同4年)、男子81キロ級の山中堅盛選手(同1年)、男子100キロ超級の奥野選手、石川智啓選手(同)も3位に入っている。(取材=南雲小夜花・文学部3年)

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