News:学生
2021年2月1日号
オンラインでつながる国際交流
【スペイン・ラテンアメリカウィーク】
卒業生ら招き異文化に触れる

国際教育センターのスペイン語研究室による国際交流イベント「スペイン・ラテンアメリカウィーク」が、昨年11月30日から12月22日のうち7日間、オンラインで開催された。スペインとラテンアメリカ諸国を専門領域に含む教員と学生が中心となり、卒業生などゲストを招いた講演や交流会を実施。新型コロナウイルス感染症の拡大により、WEBビデオ会議システム「Zoom」上で開かれた。

初日の11月30日には卒業生による講演会が開かれた。一昨年9月から在ウルグアイ日本国大使館で働く鈴木海志さん(体育学部卒)が、現在の仕事内容をはじめとして在学時に取り組んでいたスペイン語の勉強、京都外国語大学のスピーチコンテストへの出場経験などを振り返った。

鈴木さんは、「学生の皆さんの中には、目標が見つからない人や活力がわいてこない人もいると思いますが、そんなときは環境を思いきって変えてみてもいいのではないでしょうか」とアドバイス。講演後は参加者から多数の質問が寄せられた。
 
12月9日には、メキシコ国立自治大学の中村剛之さんと東海大学生の交流会も実施された。中村さんは、自身の生い立ちやメキシコ人とのコミュニケーションで苦労したエピソード、日本の文化を紹介するイベント出演の様子などを発表。「文化の違いに戸惑うことも多かったけれど、適応力や寛容性を養うきっかけになり、恐れず交流することで多くの出会いにも恵まれました。カルチャーショックは自分が成長するチャンス」と、参加者に語りかけた。

期間中はほかにも、ペルーの伝統舞踏「マリネラ」の公演や、メキシコでのキャリア形成に関する講義、在メキシコ日系人監督によるドキュメンタリー映画の上映会など、多岐にわたるイベントが開かれた。

スペイン語プレゼン大会 学びの成果を披露
スペイン語を学ぶ学生たちは例年、学内外で開かれるスピーチコンテストでその成果を発揮してきた。しかし、今年度は新型コロナの影響ですべて中止に。スペイン語研究室ではコロナ禍でも発表の機会を設けようと、1月21日にオンラインで「スペイン語プレゼン大会」を開いた。

参加した6人の学生たちは、多様なテーマでプレゼンテーション。教員らの審査により、「Disfrutar siendo una persona promedio(普通の人であることを楽しむ)」をテーマに発表したオグンレエ・オレオフェさん(教養学部4年)が優勝した。

オレオフェさんは喜びを語るとともに、「母国ナイジェリアは英語が公用語なので、スペイン語の勉強は語学や文化の違いを学ぶことができ視野が広がりました。卒業後、帰国してもスペイン語の勉強は続けていきたい」と話した。

 
(写真上)初日の講演会では、在ウルグアイ日本国大使館で働く卒業生が出演
(写真下)6人の学生が熱弁をふるったプレゼン大会