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2021年6月1日号
男子4×100メートルリレーで15年ぶりV
【湘南陸上競技部】
関東インカレ各種目で躍動

湘南校舎陸上競技部が5月20日から23日にかけて相模原ギオンスタジアムなどで開催された関東学生対校選手権大会(関東インカレ)に出場した。大会直前に選手やスタッフ、運営に携わる学生ら約120人がPCR検査を受け、全員の陰性が確認されたうえで臨んだ今大会では、男子4×100メートルリレーで15年ぶりの優勝。男子1万メートルでは石原翔太郎選手(体育学部2年)が日本人トップの2位に入った。 (写真提供=湘南校舎陸上競技部)

大会2日目に実施された男子4×100メートルリレーで1走の熊田竜也選手(文化社会学部2年)が抜群のスタートを見せ、好位でエースのデーデーブルーノ選手(体育学部4年)にバトンをつなぐ。デーデー選手は、「個人としては最後の関東インカレ。絶対に優勝したかった」と気持ちを前面に出した力走で先頭に立つと、3走の井本佳伸選手(同)もさらにリードを広げた。アンカーの山本陽太選手(同2年)もトップを守りきった。

デーデー選手は、「最高の結果を残すことができました。全員が力を出しきれたからこそ優勝できた」と声を弾ませ、睫鄂粉篤(体育学部教授)は、「今年度から指導陣に、北京五輪4×100メートルリレーで銀メダルを獲得した塚原直貴コーチ(体育学部研究員)が加わったことで、これまで以上にチーム全体で意識を高く持って練習を積むことができた」と勝因を語った。

同種目を制したのは、塚原コーチが在学時に出場した2006年度大会以来15年ぶり。就任1年目での歓喜に塚原コーチは、「レースが行われた21日は睫邊篤弔涼太呼でもあった。不思議な巡り合わせも重なりましたが、選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたからこその結果」と笑顔を見せた。

今後について睫邊篤弔蓮◆9月の日本学生対校選手権大会での優勝はもちろん、五輪や世界選手権でも活躍できるように、選手たちには高い目標を持って競技に臨んでほしい」と期待を寄せている。

石原選手が雨中の激走 1万メートルで日本人トップに
男子1万メートルでは、石原選手が28分5秒91のU20日本歴代2位となる好タイムをマークし、日本人トップの2位に入った。

石原選手は、3月の東海大学長距離競技会3000メートルで7分58秒26(U20日本歴代3位)を記録し、5月の日本体育大学長距離競技会5000メートルでは13分30秒98(U20日本歴代2位)と快走を続けてきた。

関東インカレ1万メートルでは、大粒の雨が降る中でも、上級生のランナーと先頭集団でレースを展開した。2人の留学生ランナーが代わるがわる先頭を走り、ほかの日本人ランナーは次々に振り落とされていったが、石原選手は食らいつき、残り1400メートル付近で留学生ランナーをかわして先頭に。ラスト300メートルで、サムソンディランゴ選手(流通経済大学1年)にトップを譲ったものの、自身初のインカレで好走を見せた。

レース直後こそ笑顔を見せた石原選手だったが、「優勝を狙っていたので、悔しい。ラストスパートで競り負けないようにスピードを磨く」と満足した様子はない。今後は1万メートルで27分台を目指すとともに、「駅伝でもチームを優勝に導く走りをしたい」と話した。

なお、関東インカレでは男子走り高跳びで渡辺尚選手(体育学部4年)が優勝を果たしている=次号詳報。

 
(写真上から)
▼表彰式で笑顔を見せる(左から)熊田選手、井本選手、デーデー選手、山本選手
▼デーデー選手は100メートルで3位、200メートルでも2位=写真=に入るなど活躍
▼留学生と先頭を争う石原選手