News:教育
2021年11月1日号
【海洋学部】用宗漁港の魅力に触れる
「漁する女子ジャパン」が始動

海洋学部の李銀姫准教授がコーディネーターを務める「漁する女子ジャパン」プログラムのローンチングイベントが10月17日に、静岡県・清水漁業協同組合用宗支所で開催された。

「漁する女子ジャパン」は、カナダ・ニューファンドランド地域で実施されている「漁する女子カナダ」プログラムと連携し、女性の漁業への認識や参画を高めることを目的として企画された。李准教授がコーディネーターを務める日本の小規模漁業・沿岸漁業の研究ネットワーク「TBTI Japan」や清水漁業協同組合用宗支所、海洋学部など関連機関が連携。来年9月まで月1回体験型教育プログラムを行い、漁業の魅力や課題、ジェンダー問題などを学ぶ計画となっている。

イベント当日は、日本から約25人、カナダからZoomで約20人が参加し、李准教授と共同コーディネーターを務める平塚聖一教授、海洋学部と大学院海洋学研究科の学生らが運営を担当した。

今回はプログラムの拠点となる用宗漁港について理解を深めようと、用宗支所販売係長の村越浩二氏が特産品であるシラス漁について解説。参加者たちは漁港の歴史や漁の手法をクイズ形式で学び、実際に市場や加工場を巡ったほか、地域の資源について意見を出し合うミニワークショップも行われた。

李准教授は、「日本はジェンダー・ギャップ指数が世界120位と先進国の中で後れをとっており、漁業も例外ではありません。日本のジェンダー問題を小規模漁業から率先して改善できるようにTBTI Japan として推進していきたい。このプログラムが契機となることを願っています」と語った。

 
(写真)小規模漁業の現状やシラス漁について、李准教授や用宗支所の職員が講義