News:スポーツ
2022年1月1日号
【ラグビー部】関東大学リーグ戦4連覇
【大学ラグビー選手権】頂点へ若き司令塔が牽引

湘南校舎のラグビーフットボール部が全国大学選手権大会への出場を決め、1月9日に国立競技場で開かれる決勝の舞台を目指す。新春の大一番に注目だ。(12月21日記)

今季は決定力のある選手がそろい、関東大学リーグ戦では開幕から順調に白星を重ねてきた。しかし、全勝対決となった6戦目の日本大学戦を前に、主力の丸山凜太朗選手(体育学部4年)がけがで離脱。日大とは19―19の引き分けとなり、優勝の行方は最終戦に持ち越された。

迎えた昨年11月28日、先に試合を終えた日大は法政大学に8トライ差をつけて圧勝。3トライ差以上の勝利で得られるボーナスポイントを獲得した。東海大は同条件で勝利すれば、日大を総得失点数で上回り優勝が決まる状況となった。

対戦相手の流通経済大学とは、過去10年の戦績は6勝3敗1分けと勝ち越しているが、わずか7点差の勝利が2試合と、常に接戦を演じてきた。東海大は序盤からFWを主体とした攻撃を展開し、先制のモールトライを決める。スクラムは常に押し勝ち、CTB伊藤峻祐選手(同3年)らBK陣も縦を突く突破で陣地を獲得。71―19と8トライ差で大勝し、王座を守り抜いた。

4連覇は日本代表のリーチマイケル選手(体育学部卒・東芝ブレイブルーパス東京)らを擁した2010年度以来。ジョーンズリチャード剛主将(文化社会学部4年)は、「先輩たちの成績に並べてうれしい。取り組んできた練習が結果につながった」と、安堵の表情を見せた。

悲願達成へ闘志燃やす 初の大学日本一へ
リーグ王者として臨む大学選手権は、12月26日に熊谷ラグビー場で行われる準々決勝で慶應義塾大学との初戦を迎える。
 
木村季由監督(体育学部教授)は、「リーグ優勝はうれしいけれど、大学選手権でまだ優勝できていない悔しさのほうが大きい」と闘志を燃やす。大学日本一に向けチームの主軸を担うのは、リーグ戦全試合に先発出場した司令塔・SO武藤ゆらぎ選手(体育学部2年)だ。
 
チームは1年時からSOで出場してきた丸山選手をCTBにコンバートし、2人そろって出場する試合は“W司令塔”として多彩な攻撃を展開。丸山選手が離脱した後もチームメートが力を出しきれるよう、視野の広さを生かしボールをつないできた。
 
「凜太朗さんがいると心強いけれど、SOで出場している以上、自分のゲームメークでチームを勝たせるという意識で臨んでいる」と武藤選手。木村監督は、「2年生ながら頼もしい存在。大きく成長してくれた」と期待を寄せる。悲願の頂点を目指し、若き司令塔がチームの舵をとる。



 
(写真上から)
▼不動の司令塔・武藤選手(上写真)が、全試合先発出場しチームを優勝に導いた。リーグ最終戦では重量FWによるモール(下写真)でトライを量産し相手を圧倒
▼力強いアタックが持ち味のCTB伊藤選手