News:学園
2020年4月1日号
学園でも各機関で対応図る
新型コロナウイルス感染拡大
【東海大学】新学期の授業日程も変更 国際情勢踏まえ情報発信
中国・武漢市で始まった新型コロナウイルスによる感染症の世界的な拡大を受け、学校法人東海大学の各教育機関でも対策が講じられている。2月には法人本部に松前義昭理事長を本部長とする新型コロナウイルス感染症中央対策本部を設置。さらに高等教育、初等中等教育、医学部付属病院の各部門対策本部、それに連なる各校舎や学校など各機関現地対策本部が設けられている。

東海大学では、3月に湘南、熊本、札幌の各校舎で予定されていた学位授与式の式典を中止。湘南、伊勢原、清水では大学院の各研究科や学部学科単位での授与となった。熊本と札幌では校舎での授与も取りやめ、学位記は郵送となった。短期大学部と医療技術短期大学でも、全体の式典は行われず、学科単位での授与となった。

4月の入学式についても、例年行われている湘南、熊本、札幌での式典は中止が決定。新入生向けの学生証交付等は4月初旬に各校舎で行われるが、授業期間は変更となった。湘南をはじめ代々木、高輪、清水、熊本が4月24日から8月4日まで、伊勢原は変更なしだが、医学部1年生向けの湘南校舎開講科目は同校舎の学年暦での運用となる。札幌は5月1日から7月27日までと授業期間が変更となっている(※)。詳細は随時、東海大学オフィシャルサイトや学生向けのキャンパスライフエンジンで発表される。

短期大学部では新年度ガイダンスと授業開始日が4月13日からに変更。医療技術短期大学もガイダンスが6日に変更となっている。

また、東海大では海外からの帰国・入国および海外渡航について、日々変化する社会や国際情勢を踏まえながら、サイトを通じて情報を発信。学生や教職員に向けて世界保健機関(WHO)や日本の外務省の見解を伝えるとともに、対策の周知を徹底している。

3月7日には、山田清志学長による「中国・韓国の学生及び入学予定の皆さまへ」と題したメッセージも発表。「グローバル社会に生きる私たちは、その恩恵を受ける一方、今回の新型コロナウイルス禍のような、好ましくない事態にも直面しなければなりません。こ
れからも、さまざまな困難に出会うことが予測されますが、今、私たちに出来ることを考え、この戦いに打ち勝つために、共に行動していきたいと思います」と呼びかけた。

※日本国内における新型コロナウイルス感染症の拡大に鑑み、2020年度春学期の授業開始日は4月24日から5月11日に変更されています。


【付属校】入学式式典を中止 対策講じ授業再開へ
学園の付属諸学校でも、2月28日に政府ならびに文部科学省から新型コロナウイルス感染症対策に係る方針が発表されたことを受け、3月中に予定されていた各校での卒業証書授与式式典が中止された。卒業証書の授与は卒業生と教員のみの出席やクラスごとなど小規模単位で実施。認定こども園でも感染症対策を講じたうえで規模を縮小して実施された。また、在校生の授業は3月2日から15日までの期間で一斉休校となり、修了式経て春期休暇に入った。

4月以降の対応については、3月24日付の文部科学省通知「令和2年度における小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校における教育活動の再開等について」に基づいて対応。行事では、大学と同様に各校での入学式は式典の中止を決定し、校内放送を用いた形などで行われる。授業については各校の所在する地域における状況を踏まえながら、感染症対策を講じたうえで再開される予定となっている。

 
(写真) 3月24日に湘南校舎で行われた大学院工学研究科の学位授与でも間隔を開けて着席するなどの対策がとられた