News:学園
2020年10月1日号
キャンパスに学生の姿が戻る
秋学期の授業がスタート

東海大学の秋学期の授業が9月26日から始まった(伊勢原校舎は8月17日から学科・学年ごとに順次開始)。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、春学期はすべての授業がインターネットを用いた遠隔で開講されていたが、今学期からはゼミナールなど「密」を避けることができる少人数の科目で対面形式の授業も始まっている。また、23、24日には多くの校舎でガイダンスや1年生対象の個別相談が行われ、その一部も対面で実施されるなど、キャンパスに学生たちの姿が戻り始めている。

秋学期は新型コロナ感染症拡大の状況を踏まえながら、科目ごとに遠隔と対面を併用した授業も開かれる。これまでは一部の課外活動参加者や大学院生などを除いて学生の校舎内への立ち入りが制限されていたが、対面形式で実施される授業の履修学生も許可される。なお、湘南校舎では学生が入構できる門を北門と南門に限り、検温と手指の消毒も実施。マスクの着用や新型コロナ感染症陽性者との接触を知らせるスマートフォン用アプリ「COCOA」のインストールも求めている。

新学期の始まりを前にした25日には、山田清志学長による全学生に向けたメッセージ動画が配信された。

ガイダンスは、多くの学部学科がオンライン形式で実施。高輪校舎では、情報通信学部の1年生を対象に対面で行われ、学科ごとに教室を分けて濱本和彦学部長による講話を配信した。濱本学部長は、「コロナ禍の中、リモートを活用してキャンパスの垣根をこえた活動もできるようになりつつある。積極的に参加しよう」と呼びかけた。

湘南で1年生向け個別相談 大学での希望に再発進
湘南校舎では、各学部で参加を希望した1年生向けに対面での個別相談が行われた。

文化社会学部文芸創作学科では2年生も案内役として参加し、サークルの探し方などをアドバイス。広報メディア学科では、履修登録に関する質問に、担当教員が丁寧に答えていた。今年度、札幌校舎の国際文化学部から転学科した阿部ひよりさん(2年)は、「やっと湘南校舎に来ることができた。学科独自のメディアプロジェクトに参加して、映像作品の製作に挑戦したい」と目標を語っていた。

健康学部は指導教員ごとに対応。学生が興味を持つ分野に対応したおすすめの授業も紹介した。履修科目の内容について相談した竹内あかねさん(1年)は、「付属校出身ではないので友達も少なく相談もできなかった。この機会に絶対に新しい友達をつくって帰ろうと決めて参加しました」と笑顔。サウジアラビアからの留学生ムラドジュワナさんは「自分のペースで勉強できるオンラインもよかったと感じていますが、日本語の練習をしたいので、他の学生と一緒に勉強できる対面授業も履修したい」と話していた。

施設利用も一部が可能に 付属図書館は人数を制限
授業開始にあたって、各校舎の学生食堂やコンピューター室、図書館などの施設もそれぞれの感染防止対策に沿って利用可能になる。湘南校舎の付属図書館(4号館を除く)では、9月23日から制限付きで利用が可能。大学院生や4年生など指導教員を通じて入構を許可された学生と、秋学期に湘南校舎で対面授業を受講する学生(授業開講日のみ)が対象。開館時間は午前9時から午後5時(土曜は午後3時)までで、一度に利用できるのは11号館と12号館が20人まで、13号館は10人までとなっている。

事前に蔵書検索システムで希望図書を検索したうえで、蔵書の貸し出しと閉架図書の出納、複写は利用できるが、情報検索パソコンや閲覧席は使用不可となっている。それぞれの詳細や最新情報はキャンパスライフエンジンを参照。

 
(写真上から)
▼授業開始初日の9月26日に開かれた政治経済学部の前田成東教授が担当する「政治学演習2」では、3年生11人が卒業論文の研究テーマについて発表。学生たちは、「学校に行くことで“勉強するぞ”という意識が生まれる。対面だとよりよい話し合いもできる」と充実の表情
▼湘南校舎北門からの入場者は1号館で検温
▼高輪校舎の1年生向けガイダンス
▼広報メディア学科の1年生向け相談会
▼秋学期の履修科目などを相談する健康学部生