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2021年3月1日号
【農学部】巨人・原監督や選手にエール
実習で製造した農産加工品で

農学部生らが製造した農産加工品が2月6日に、宮崎県でキャンプを行っている読売ジャイアンツに差し入れられた。2018年度から毎年、農学部生と九州キャンパスの教職員がキャンプ地を訪れて原辰徳監督(体育学部客員教授)に直接手渡してきたが、今回は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて宅配便に変更。手紙や説明ラベルを添えてエールを送った。

農産加工品で“原先輩”を応援しよう――九州キャンパス教育活性化プロジェクト「アグリ実学スキルアップ支援プログラム(略称:アグラップ)」の実習で学生が製造に携わった骨付きのハムや板状のベーコン、授業で栽培・製造したブルーベリージャム、うるち米などの農産加工品と、産官学連携プロジェクトから生まれた紫芋焼酎「阿蘇乃魂」を宅配便で巨人のキャンプ地に送り届けた。

農産加工品とともに「メガ“トン”級のホームランでグータッチ!!」「食べて驚異の選球眼! これで今季も“ベリー”グッド」などのメッセージと製造工程を記した商品説明ラベル、村田達郎教授の書による横断幕も同封した。

九州キャンパス硬式野球部マネジャーの川田和歌さん(4年)が書いた手紙には、熊本地震や新型コロナの影響を受けながらも阿蘇実習フィールドで実習ができていることに触れ、「コロナ禍で練習もままならない中、同じくコロナの影響を受けた読売巨人軍の皆さまの姿に勇気づけられました。これらの農学部産の農産物・加工品を食べて、今シーズンも多くの方々に勇気を与えてください」と熱い思いが込められた。

授業や実習に加え、さらに実践的な技術・知識を身につけたいという学生を対象に実施しているアグラップは、学んだ技術を世の中に還元することも活動目的の一つ。指導にあたる農学教育実習センターの阿部淳センター長(農学部教授)は、「巨人軍のキャンプ地に行って原監督に農産加工品を手渡すことは学生にとって学びの成果を実感できる貴重な機会だったので、今年は実施できず残念ですが、このような形でも応援できてよかった」と語る。

原監督からは、「お会いできないのは残念ですが、農学部も立派に立て直して皆さんが頑張ってくれていると報告を受けています。これからも勉学に励んで、頑張ってください。ジャイアンツも今年1年がスタートします。どういう困難な道が来ても負けないように頑張っていきます」とお礼の動画が寄せられた。

 
(写真上)実習で製造した加工品や授業で栽培したうるち米などを届けた
(写真下)動画とともに、横断幕の前でブルーベリージャムを持った原監督の写真も届いた