News:教育
2021年6月1日号
同窓会がリモート座談会
【工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻】
コロナ禍でも学生をサポート
航空会社の現場や仕事の魅力、語学学習のポイントなどを紹介
工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中断していたアメリカ・ノースダコタ大学(UND)での訓練を今年4月から再開。現在は4年生と3年生の前半グループ計82人が渡米している。コロナ禍で勉強や訓練に励む学生たちをサポートしようと、5月13日には同専攻の同窓会によるリモート座談会が開かれた。

リモート座談会は2部制で実施。各回とも初めに同窓会の三井良太会長(2012年度卒)が「この1年、訓練ができず不安が大きかったと思います。対面でのOB・OG訪問は難しい状況なので、オンラインを活用して皆さんをサポートしていければ」とあいさつし、複数のグループに分かれて交流を深めた。

第1部には、現在UNDで訓練を受けている3、4年生が参加。学生からの質問に対し、同窓生たちが現在の仕事内容や学生時代のエピソードなどを盛り込みながら回答した。

また、東海大学での学びを振り返り、「アメリカで受けられる訓練は最先端のプログラムであり、日本では航空自衛隊でしか行わないような内容にも取り組んでいるので自信を持ってください」とメッセージを送る場面も見られた。

第2部には渡米前の3年生の後半グループと2年生が参加し、UNDでの訓練に向けて必要となる語学力が話題の中心に。同窓生からは、語学教育センターが開講する英語科目などを活用した勉強方法が紹介された。また、女子学生限定のミーティングルームも設け、女性の同窓生がアメリカでの生活や日本から持っていった日用品など、細かな疑問や相談にも答えていた。

2年生の学年代表を務める猿田凌久さんは、「コロナ禍で遠隔授業が多く、先輩や同期とのかかわりが希薄になっていたので、こうした機会を設けていただき感謝の気持ちでいっぱいです。航空会社での現場の様子や学生時代の勉強方法など、参考になる話ばかりでした」と振り返った。

秋学期入学者対象に一般編入学試験を実施
UNDでの訓練が再開したことを受け、同専攻では今年度、秋学期(第2セメスター)の入学者を対象とする一般編入学試験が実施される。出願期間は5月26日から6月3日までで、必要書類は東海大学オフィシャルサイトからダウンロードできる。

また、来年度春学期の新入生についても受け入れることが決定した。入学の概要や出願資格における英語要件の変更については、「東海大学入試情報2022」を取り寄せるか、「東海大学オフィシャルサイト」内のデジタルパンフレットを参考のこと。問い合わせ先=東海大学入試広報担当0463─58─1211(代)

(写真上)同窓生や学生、教員ら約100人が参加したリモート座談会。学生からは留学中の生活や勉強方法など多様な質問が挙がり、同窓生が自身の経験を踏まえて解説したほか、「各航空会社では東海大の同窓生がたくさん活躍しています。縦のつながりがとても強いので、これからも訓練や就職活動で困ったことなどがあれば、私たちを頼ってください」と温かいメッセージが送られた
(写真下)同窓会の三井会長から学生たちにエール
 
感染対策を徹底しUNDでの飛行訓練が再開
工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻によるUNDでの飛行訓練=写真=が再開され、4月5日から11日にかけて4年生と3年生の前半グループ計82人が渡米した。

同専攻の学生たちは例年、2年時から3年時にかけて前後半の2グループに分けて約15カ月間UNDに留学し、アメリカと日本の「事業用操縦士」「計器飛行証明」のライセンス取得に取り組んでいる。しかし、新型コロナの影響により昨年3月にやむを得ず中断。この春からUNDへの留学が再開されたことに伴い、途中帰国・留学延期となっていた学生たちが訓練を再開した。

現地に到着した学生たちは1週間の隔離と検査の後、訓練に必要な各種手続きを実施。1年越しの訓練と審査を受け、5月下旬から6月上旬に帰国を開始する予定で、3年生の後半グループも、夏以降に順次留学する計画となっている。