News:教育
2012年6月1日号
5/12日食科学教室を開催、太陽の不思議を学ぶ

太陽の仕組みや金環日食の観測方法を学ぶ「日食科学教室」が、5月12日に湘南校舎で開催された。21日の金環日食をより安全に楽しんでもらおうと、金環日食観測プロジェクト2012が実施したもの。近隣の小学生や保護者、付属高輪台高校の生徒ら約250人が参加したほか、テレビ会議システムで全国の付属高校にも配信された。当日は、チャレンジセンターのサイエンスコミュニケーターが会場の運営と司会進行を担当。第1部では、教育開発研究所の滝川洋二所長が「太陽実験教室〜太陽の不思議を実験で学ぼう〜」と題して講義を行った。

滝川所長は、透明のチューブの中に水素と酸素を混ぜて点火すると青白い光と大きな音が出る実験を行い、太陽の中では同様の現象が起きていることを解説。太陽活動が地球に与える影響について説明した後、電子レンジを使ってオーロラを再現する実験も披露した。第2部では、理学部物理学科の櫛田淳子准教授が、金環日食の仕組みや皆既日食との違いを説明。観測する際の注意点や、写真撮影する際のポイントを解説した。

講義の終了後には、サイエンスコミュニケーター主催の工作イベントも実施。参加者は学生の説明を受けながら、日食グラスや観測用ピンホールカメラの製作に熱心に取り組んでいた。運営を担当した辻光世さん(工学部2年)は、「イベントをきっかけに、科学全体に興味を広げてもらえれば」と話していた。

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(写真上)太陽で起きている現象を体感する実験の様子。参加者からは「とてもわかりやすく、楽しみながら学べた。日食当日も、今日学んだことを思い出しながら観測したい」などの感想が聞かれた

(写真下)学生のサポートで日食グラスを作る子どもたち