share

スポーツ

2019/05/01

【サッカー部男子】リーグ戦1部昇格に挑む

新しい人工芝グラウンドでホームゲーム

2度の全日本大学サッカー選手権大会優勝など、1980年代後半から90年代初めにかけて大学サッカー界を席巻したが、近年は苦しい戦いを余儀なくされているサッカー部男子。黄金期を知る卒業生で元Jリーガーの後藤太郎監督(体育学部講師)が2014年に指揮官に就任し、昨年度からファーストユニホームを東海ブルーに変更、今年2月には人工芝グラウンドがリニューアルされた。今年度は2009年以来の関東大学リーグ戦1部昇格を狙う。 (4月23日記)

昨季は関東大学リーグ戦2部で前年度と同じ10位に終わった。後藤監督は、「辛くもという感じでしたが、2部に残留できたことで1年時から主力を担う現3年生を中心に経験値は上がった。何度も接戦を戦い、場数を踏めたことは大きい。今季は2位以内に入り、1部昇格を果たしたい」と意気込む。

昨季は22戦で18点と、得点力がリーグ最下位だった。この課題を克服すべく、セットプレーに磨きをかけるとともに、「週1回はミーティングを開き、試合の映像を見ながらどうやったら改善できるかを話し合うようにしている」とDF面矢行斗主将(体育学部3年)。

高いテクニックを持つ強豪大学に太刀打ちする手段として、パワーを生かしたサッカーを展開するためのフィジカル強化にも励んできた。

面矢主将は、チームの強みを「飛び抜けた選手がいない分、一人ひとりが役割を全うし、助け合いながら90分間を戦い抜くところ」と話す。

“全員サッカー”を掲げるチームで、後藤監督は特に「身体能力が高くスピードがある」というFW砂金大輝選手(同)や、「中盤で攻守の要となる」MF武井成豪選手(同)に大きな期待を寄せる。

人工芝グラウンドがリニューアルされたことで、5月19日と6月2日には3年ぶりとなるリーグ戦のホームゲームが開催される。「最新の芝に張り替えていただき、選手たちのモチベーションは上がっています」(後藤監督)、「移動の負担が減るし、いつも練習している場所だから自分たちに有利に働くはず」(面矢主将)

先月開幕したリーグ戦では、立教大学と日本大学を相手に幸先よく連勝スタートを切った。ただ、面矢主将が「相手のミスに助けられて勝てた。内容としてはまだまだ」と話すように、11月まで続く長丁場の戦いでは、徐々にチームを構築しながら完成形に近づけていくつもりだ。開幕前に続出していた故障者も少しずつ戦列に復帰しており、チームには今、いい流れが生まれつつある。

チームの象徴でもあった黄色と黒のストライプ柄は、昨年度からセカンドユニホームとなったが、猛々しく戦う「猛虎」の精神は変わらない。100人をこえる部員が一丸となり、10年ぶりの1部復帰と強い猛虎軍団を取り戻す戦いが始まった。 (取材=小野哲史)

 
(写真上)新しくなったグラウンドで練習に励む面矢主将
(写真下)フィジカル強化にも取り組む

スポーツ記事一覧

2024/11/01

【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V

2024/11/01

柔道部から初の力士に

2024/11/01

選手を襲った暑さと重圧

2024/11/01

オイレス工業とスポンサー契約

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/10/01

【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る

2024/10/01

【陸上競技部】日本インカレで頂点に

2024/10/01

【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん

2024/10/01

【伊勢原柔道部】医学部アスリート

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める

2024/06/01

7年ぶりの全日本出場決定

2024/06/01

【陸上競技部】関東インカレで好成績

2024/06/01

【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇

2024/06/01

【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む

2024/05/01

【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成

2024/05/01

【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部

2024/05/01

【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V

2024/05/01

皇后盃で児玉選手が準優勝

2024/05/01

フランス柔道連盟に協力

2024/05/01

FC町田ゼルビアに入団内定

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】