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スポーツ

2025/03/01

【札幌高野球部】"想像力"で冬を乗り切る

10年ぶりの選抜で日本一狙う

昨秋の明治神宮大会ベスト8入りの原動力と

なった高橋選手(左)と矢吹選手

3月18日に兵庫県・阪神甲子園球場で開幕する選抜高校大会に10年ぶりの出場を決めた付属札幌高校野球部=関連記事・【札幌高野球部】 10年ぶり選抜甲子園出場決定。雪でグラウンドが使えないなど北国ならではの環境の中、選手たちは想像力を生かして練習に励んでいる。

 

昨年7月末に指揮官に就任した遠藤愛義監督(札幌高教員)は、菅生高校、付属相模高校で指導経験を積み、相模高では選抜優勝も経験した。しかし、環境が違えば指導方法も変わる。札幌高に移って2度目となる今冬は、「雪だからできないではなく、ここだからできることをやろう」と練習メニューを考えた。

 

雪の坂道を走り込む選手たち

1日500~600球のティーバッティングでは、球の軌道や試合中に起こり得る状況を細かく設定。キャッチボールは近距離でも試合中のグラウンドを想像して丁寧に投げる――。野手を束ねる山口聖夏選手(2年)は、「遠藤監督に"想像力が大切"だと言われ、甲子園での試合映像を見てプレーをイメージし、練習に生かした」と語る。体育館の狭い通路でも走り込み、機器を使ったトレーニングは2日に1回に増やした。

 

2月10日から14日には雪のない愛媛県で合宿を行い、1日2試合の紅白戦で練習の成果を試した。遠藤監督は「昨秋に比べて外野手の送球がよくなり、フライの捕球も違和感なくできている」と手応えを語る。投げては左腕・矢吹太寛選手(同)が「フォームの改良がうまくいき、直球の質が上がった」と成長を見せた。昨秋は背番号1をつけた右腕・高橋英汰選手(同)も順調に仕上がり、2枚看板が頼もしさを増している。

 

「周りを見る力のある山口と負けん気の強い矢吹のよさを融合したかった」(遠藤監督)と2人主将体制を取り、野手・投手に分かれての練習もそれぞれが引っ張る。山口選手は、「モチベーション高くいい雰囲気で練習できている。目標は日本一」と力強い。10年前の準優勝を超え、紫紺の優勝旗を取りに行く。

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