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スポーツ

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

“ライバル”に大逆転V

激闘を制し、マウンドで喜びを爆発させた

付属相模高校野球部が、7月5日から24日まで横浜スタジアムなどで開催された全国高校選手権神奈川大会で優勝。8月7日から17日間、兵庫県・阪神甲子園球場で行われる本戦に5年ぶり12度目の出場を決めた。

 

勝ち越しの2点適時打を放った中村選手

今大会はプロ注目のエース左腕・藤田琉生選手(3年)と最速150キロ右腕・福田拓翔選手(2年)を軸に、5回戦までの計4試合でコールド勝ち。準決勝では向上高校に勝利を収め、決勝に駒を進めた。甲子園切符をかけた大一番は、横浜高校との対戦に。過去の同大会決勝では8度対戦して4勝4敗と幾度も名勝負を繰り広げてきた。ライバル対決をその目に焼きつけようと、スタジアムには平日にもかかわらず2万8000人が来場した。

 

2―4と横浜高リードの8回にドラマは生まれた。相模高が1死二、三塁のチャンスをつくり、打席には代打の長尾幸誠選手(3年)。ボールカウントが増え打者有利の状況となるにつれて、相模高応援団のボルテージが上がる。長尾選手が四球を選び、地鳴りのような歓声を受けて三浦誠登選手(2年)がバッターボックスに立つ。相手投手の浮いた変化球をセンター前に運ぶ値千金の2点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 

スタンドには大応援団が詰めかけた

その後、再び満塁のチャンスをつくると、中村龍之介選手(同)が左中間を深々と破る2点適時打。6―4とこの試合初めてリードを奪った。最終回は塚本空輝選手(3年)が無失点に抑え、この日一番の歓声に包まれながら、マウンドに歓喜の輪が広がった。優勝インタビューでは原俊介監督(相模高教諭)が涙ながらに、「苦しい局面が続いた中でも、生徒たちが諦めずによく頑張ってくれました!」と絶叫。木村海達主将(3年)は、「神奈川県の代表として日本一になります」と決意を語った。

 

優勝報告会で感謝伝える 聖地でも「一戦必勝」

多くの生徒らが原監督(中央)や選手たちを

出迎えた

激闘を制し、神奈川県の頂点に立ったチームは、翌25日に相模高で開かれた優勝報告会に出席した。

 

生徒や保護者、教職員が見守る中、まず土井崇司校長が、生徒たちの奮闘をねぎらい、「甲子園では自分たちの野球、相手の精神力を上回る野球で日本一になってほしい」とエールを送った。続いて、マイクを渡された原監督と木村主将は、県大会での声援に感謝を口にし、「全国の舞台でも一戦必勝で戦い抜く」と宣言。深紅の大優勝旗を母校に持ち帰るため、「皆さんと一丸となり、ともに甲子園で戦いましょう」と呼びかけていた。

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