スポーツ
2019/08/01日本選手権3000メートル障害
陸上競技の日本一を決める日本選手権大会が、6月27日から3日に福岡市・博多の森陸上競技場で開催された。3000メートル障害では湘南校舎で活躍する陸上競技部の阪口竜平選手(体育学部4年)が初優勝。付属相模高校の三村香菜実選手(3年)は実業団選手や大学生を相手に200メートルで決勝進出を果たした。
阪口選手は5月の関東学生対校選手権大会3000メートル障害でも終始先頭でレースを進め、初の優勝を果たした。しかし、同レースで左足首を負傷。約一ヵ月後の日本選手権出場に暗雲が漂った。それでも、「日本一という目標を簡単にあきらめるわけにはいかない」と足首に負担のかからないバイクや筋力トレーニングで心肺筋力が落ちないようトレーニングを続けた。
大会当日まで、左足首が完治することはなかったが、阪口選手は、日本の頂点を目指してスタートラインに立つ。
最大のライバルとなったのは前回大会覇者の塩尻和也選手(富士通)だ。2016年のリオデジャネイロ五輪では学生で唯一日本代表に選出されるなど日本の3000メートル障害を牽引している。
レースは両選手が抜け出し、先頭が何度も入れ替わる展開に。残り300メートルを迎え、障害を越える際に塩尻選手のリズムが崩れ、2人が接触。このアクシデントで塩尻選手は後退するも、阪口選手は後続との差を広げ、日本一に輝いた。
初の栄冠に加え、タイムも8分29秒85と自己ベストをマーク。優勝後、「日本一になれたことはうれしいが、9月に行われるドーハ世界選手権大会の参加標準記録にあと0.85秒届かなかった。ハードリングなどの課題を改善して、なんとか世界選手権への切符をつかみたい」と語った。
両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「8分30秒を切れたのは着実に走力がついている証拠。参加標準記録に届かなかったが、その悔しさを今後につなげてほしい」と話した。
「憧れの舞台」で力走 高校日本一狙う
相模高の三村選手は、日本選手権200メートルの予選で「少し緊張もしていたので、前半からスピードに乗ることができなかった」と語りながらも、組2着となり、見事決勝に進出。8位に入賞した。
「一昨年、先輩のサポートで日本選手権に参加し、日本を代表するランナーを見て、いつか自分も出場したいと思っていた」と三村選手。「憧れの舞台で走ることができて感動しましたが、まだまだ足りないものだらけ。8月の全国高校総合体育大会まで時間は短いが、しっかり調整して優勝を狙いたい」と語った。
指導にあたる小野大輔監督(相模高教諭)は、「高校生で日本選手権の決勝に進出したのは立派だが、この結果に満足しないでほしい。それだけの力がある選手なので、今後の飛躍に期待している」と話している。
(写真上)阪口選手(右)は、塩尻選手とマッチレースを繰り広げた
(写真下)初の大舞台ながら好成績を残した三村選手
2024/11/01
【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V
2024/11/01
柔道部から初の力士に
2024/11/01
選手を襲った暑さと重圧
2024/11/01
オイレス工業とスポンサー契約
2024/10/01
【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る
2024/10/01
【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る
2024/10/01
【陸上競技部】日本インカレで頂点に
2024/10/01
【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん
2024/10/01
【伊勢原柔道部】医学部アスリート
2024/09/01
【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル
2024/09/01
【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間
2024/09/01
【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り
2024/09/01
5度目の挑戦で念願のプロ合格
2024/09/01
【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動
2024/09/01
【相模高野球部】9年ぶりベスト8
2024/08/01
【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に
2024/08/01
【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ
2024/08/01
【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占
2024/08/01
【ボウリング部】全国上位入賞を目指す
2024/08/01
【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ
2024/07/01
湘南男女が同時優勝を果たす
2024/07/01
【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂
2024/07/01
【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ
2024/07/01
【駅伝チーム】選考会をトップ通過
2024/07/01
【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦
2024/07/01
【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める
2024/06/01
7年ぶりの全日本出場決定
2024/06/01
【陸上競技部】関東インカレで好成績
2024/06/01
【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇
2024/06/01
【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む
2024/05/01
【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成
2024/05/01
【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部
2024/05/01
【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V
2024/05/01
皇后盃で児玉選手が準優勝
2024/05/01
フランス柔道連盟に協力
2024/05/01
FC町田ゼルビアに入団内定
2024/04/01
【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還
2024/04/01
【福岡高】7年ぶりの選抜出場
2024/04/01
“最後のノック”で教え子にエール
2024/04/01
【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ
2024/04/01
【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す
2024/03/01
【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇
2024/03/01
【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠
2024/03/01
【駅伝チーム】新年度に向け走り込み
2024/03/01
【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢
2024/02/01
【福岡高】7年ぶり3度目の春切符
2024/02/01
リーグ5位からインカレ準V
2024/02/01
【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る
2024/02/01
【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に
2024/01/01
【柔道・グランドスラム東京】