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スポーツ

2025/04/01

【部活探訪】湘南キャンパスゴルフ部

教え合い初心者も急成長 優勝目指し技術を磨く

「目標に向かって頑張ります」と笑顔を見せる

選手たち

初心者と経験者が一緒になって和気あいあいとした雰囲気が漂うが、ゴルフクラブを握ると一転、真剣な表情でボールと向き合う――。湘南キャンパスから車で15分ほどの場所にあるレイクウッドゴルフクラブを拠点に練習に励むゴルフ部には、男子20人、女子4人が所属している。

 

男子主将の久留嶋三汰選手(教養学部4年)は、「高校時代にけがで思ったようなプレーができず、心残りがあったので大学で続けようと思いました」と話すが、競技ゴルフに身を置いていた選手はごくわずか。幼いころの経験や他競技で鍛えた体を生かして技術を磨いている。

 

女子主将の秋山美紗姫選手(体育学部2年)が、「先輩方が優しく、話しやすい人ばかり」と語るとおり、学生主体で自然と教え合う環境がある。卒業生の石井保行監督、関宣仁コーチの指導も受け、女子部員の一人は1年目で大会デビューを果たすなど、メキメキと力をつけている。

 

「練習環境のよさが東海大に決めた理由の一つ」と久留嶋選手は語る。練習場の一角を使用する代わりに、夜8時からは全員で球拾いをしてボール洗いにいそしむ。週末や長期休暇は隣接する平塚富士見カントリークラブでキャディーをした後に練習ラウンドを回らせてもらうという。

 

そうして力をつけ、男子は昨年、関東大学秋季Cブロック対抗戦で優勝し、Bブロックに昇格。女子はDブロックで2位に1打差の3位と、あと一歩のところに迫る。

 

昨年4月には後援会も発足し、周囲の期待も高まっている。久留嶋選手は、「今春はなんとしてもBブロックの座を死守しつつ経験を積んで、秋は優勝したい。やるからにはてっぺんを目指す」と力強い。秋山選手は、「Cブロックに上がるともう一人メンバーが必要。新入部員も募集中です!」と笑顔を見せた。

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