付属諸学校
2022/11/01
10月2日の発表会後、記念撮影で笑顔を見せ
る参加者たち
7月から12月にかけて、オンラインで「学園オリンピック文化部門」が開催されている＝本紙既報。英語部門は、7月27日から8月2日にかけて5回にわたって、「SDGs」に関するセミナーを実施。10月2日には、グループごとに社会の課題とその解決案を発表した。
学園オリンピック文化部門の夏季セミナーは、新型コロナ禍以前は群馬県・東海大学嬬恋高原研修センターで開催されていた。英語部門の参加生徒はセミナーの期間中、日本語の使用が禁止され、各教員によるプログラムはもちろん、食事やレクリエーション、部屋で過ごす自由時間もすべてのコミュニケーションを英語でとってきた。
小嶋隆雅教諭（付属静岡翔洋高校）は、「オンラインでも“英語漬け”の環境を残すことができるよう、準備期間は教員同士で意見交換を続けました」と振り返る。
セミナーでは、英語でSDGsの17テーマについて学び、グループに分かれて議論を深めた。少しでも嬬恋の環境に近づけようと、昼食中もオンライン上で教員を交えて英語でコミュニケーションをとるなど工夫も凝らされた。
参加した生徒は、「コロナ禍では大好きな英語を使う場面が少ないので、とても楽しかった」「英語力に自信がついたので、海外の人たちとも交流してみようと意欲がわいた」と笑顔を見せていた。
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