News:教育
2021年5月1日号
ティーチング・アワード決まる
2020年度は3人に優秀賞

学生の授業評価アンケートをもとに優れた授業を行う教員らを表彰する2020年度「東海大学ティーチング・アワード」の受賞者が決定。湘南校舎から2人、札幌校舎から1人の計3人が優秀賞に選出された。4月1日に授賞式が開かれ、湘南校舎では山田清志学長、札幌校舎では網野真一札幌キャンパス長から、受賞者に賞状と目録が手渡された。

20年度の優秀賞には、工学部動力機械工学科の加藤英晃講師、生物学部海洋生物科学科の大橋正臣准教授、理系教育センター(情報教育センター)の堀澤早霧講師が選出。いずれも今回が初めての受賞となった。

東海大では1993年度から全国に先駆けて学生による授業評価制度を取り入れるなど、教育の質向上を目指す取り組みを展開している。2002年度に導入されたティーチング・アワードもその一環。履修者が20人以上の講義科目を、当該年度の春・秋学期で合計3科目以上担当している教員が対象となる。
 
20年度は、教育支援センター(当時)が学生を対象に実施する「授業についてのアンケート」の「総合評価平均評価点」「アンケート実施率」等を考慮して学部などが候補者を推薦。合計点が最も高い教員が最終候補者として選出され、大学運営本部(当時)を中心とした厳正な審査を経て学長により決定された。

優秀賞に選ばれた3人は今後、FD活動として、よりよい授業を行うための工夫を学内広報紙などで紹介する予定。

受賞者のコメント
▶加藤英晃講師【工学部】
対面授業よりも、繰り返し学べる動画のほうが理解が深まる学生もいます。多様な授業スタイルを考え、学生が自分に合った方法を選択できる仕組みをつくりたい。学生たちが、自分でも気づいていない能力や可能性を発見できる授業を目指します。

▶大橋正臣准教授【生物学部】
実務に生かせる知識と応用力が身につく授業を意識しています。「4つの力(自ら考える力・集い力・挑み力・成し遂げ力)のアセスメント」を活用し、個々の能力や強みを見極めて編成したグループによる授業にも挑戦したい。

▶堀澤早霧講師【理系教育センター(情報教育センター)】
何かを修得するためには、「量質転化」が必要。量を蓄積してもらうため、能動的に参加できる課題を提示し、達成感や充実感を得てもらえるよう努めています。一人ひとりが自分の成長を実感できる授業を展開していきます。

 
(写真)山田学長(右)から賞状を受け取る加藤講師