News:学生
2021年8月1日号
「黒はんメンチ」が販売開始
【商品開発プロジェクト】
学生のアイデアから生まれた静岡グルメの新定番

清水校舎で活動するスチューデントアチーブメントセンター・ユニークプロジェクトの「商品開発プロジェクト」が、静岡名物「黒はんぺん」から着想して静岡県内の企業3社と共同で開発した「黒はんメンチ」が、7月22日から蠹型晴阿料27店舗で販売されている。同日には、静岡市駿河区の天神屋曲金店でメンバーが店頭に立ち、来店客に向けて静岡の新グルメを勧めた。

黒はんメンチは、2018年度に当時のメンバーたちが“魚離れ”に一石を投じようと、静岡名物の黒はんぺんに着目して発案した。

イワシやサバのすり身を使った黒はんぺんは「静岡おでん」の具材などに使用され、静岡のソウルフードとしても定着している。一方で、生臭さが苦手な人も少なくないことから、学生たちは魚の旨みを残しつつ臭みを軽減して苦手な人にも食べてもらえるようにしようと試行錯誤。ショウガやナツメグ、ニンニクなどを加えて臭みを抑え、さらに魚のすり身に、鶏ひき肉やおからを混ぜ込むことで、パサつきを少なくするレシピとし、パン粉に黒ごまを混ぜることで見た目の「黒」も強調した。
 
19年度からは、魚の加工食品製造会社である螢轡腑ザイの協力を得て、商品化に向けてレシピを相談。その後、蟯殍瑤氾型晴阿箸睿携を図り、約3年をかけて完成にこぎつけた。

天神屋曲金店での販売では、開発に携わってきた小林愛冬さん(海洋学部3年)をはじめ4人が参加。「東海大生が地元企業と開発した新しい商品です。ぜひお試しください」と呼びかけた。小林さんは、「試作段階から改善を繰り返してきました。多くの人に購入してもらいたい」と笑顔で語る。指導する海洋学部水産学科の後藤慶一教授は、「作って終わりではなく、商品として定番化することが真の成功。学生たちには商品開発の楽しさにとどまることなく、実際に店頭での販売に至るまでの課題に向き合うことで、社会で通用する力を身につけてもらいたい」と話していた。

 
(写真上)天神屋曲金店では、後藤教授と海洋学部生たちが開発に携わってきた「静岡おでんカレー」など多彩な食品も販売されている
(写真下)栄養バランスにも配慮された黒はんメンチ