News:付属諸学校
2021年9月1日号
【望星高】新校舎で双方向型の学習推進
ICT教育環境を整備

付属望星高校の新校舎が今年1月に完成し、 望星高4月から新しい環境での授業が始まっている。広域通信制・単位制の同校では生徒たちが月2、3回のスクーリング日に登校し、単位認定に必要な面接授業を受ける。新校舎では全教室にICT教育環境が整備され、自宅で受講する高校通信教育講座との相乗効果が期待される。

新校舎は地上2階、地下1階建て(延床面積約1300平方メートル)で、校舎内の床や教室のドアなどは木目調で温かみのあるデザインに。自然光を取り込めるよう各教室に大きな窓が設置され、地下でも閉塞感を感じにくい構造となっている。

教室は、40人分の座席が置かれる3部屋と体育室、理科実習室、家庭科実習室の計6部屋。体育室と2つの実習室は座学の講義など多用途で使えるよう、水道やコンロなどの専門設備は壁際に、机とイスは中央に配置されている。各教室にはスライド資料などを投影できる電子黒板が設置され、生徒のタブレットと連携するなどICT教育の環境が整う。

吾妻俊治校長は、「来年度から全国の高校で実施される新学習指導要領では、ICTを活用した『個別最適な学び』と『協働的な学び』の充実が掲げられています。タブレットなどの機器を用いた双方向型の学習や、オンライン上のコミュニケーションを通じて、教育の中身からつくり変えていきたい」と話す。

また、新校舎に隣接する敷地に新設された2階建ての建物は、「憩いの広場」として1階に生徒が利用できる図書館と個人学習スペースを完備。2階には通信教育講座用の動画を撮影する「編集室」が設けられている。大嶋輝也教頭は、「日本初の私立通信制高校である本校にとって編集室は”心臓”。メーンである講座もより充実させ、スクーリングとの両輪で生徒の学習意欲を高めていく」と語った。

 
(写真上)地上2階、地下1階建ての新校舎。各面に大きな窓が設置され、開放感のあるデザインに
(写真下)各教室に電子黒板を導入