News:教育
2020年6月1日号
教員有志がワークショップ
遠隔授業の課題と対応策を共有

5月11日から始まった遠隔授業について、1週目の課題と対応策を共有する「オンライン学習リフレクションワークショップ」が湘南校舎の教員有志によって16日に開かれた。

教養学部芸術学科デザイン学課程の富田誠准教授が中心となり、WEBビデオ会議システム「Zoom」を用いて実施。理学部の山本義郎教授や国際教育センターの結城健太郎准教授、情報教育センターの宮川幹平准教授ら12人の教員と、山田清志学長が参加した。

当日は、参加者が同時に入力できるオンラインホワイトボードサービス「miro」を活用し、「授業設計」「資料作成」「学生への連絡方法」など、一人ひとりが実践した内容と課題を入力。その内容を踏まえ3、4人ずつのグループで討論し、「初回のガイダンスはオンデマンド上に資料を掲示するだけでは理解できなかった学生が多かったので、急遽ライブ配信した」「資料の配信方法は、データ通信量を極力抑えることを意識している」「授業への質問をメールで何度もやりとりすると時間がとられる。連絡手段も工夫して勉強に集中できる環境をつくってあげたい」など、意見を交わした。

山田学長は、「遠隔授業は万能ではありませんが、数百人が履修するような大規模な授業では教室よりも教員と学生の距離が近く発言しやすくなるなど、場合によっては有用。この状況が収束せず、秋学期も“3密”を避けた授業体制をとる必要があれば、十分なスペースを確保した対面授業や遠隔授業の継続も必要だと考えています」とコメント。

また、「今回の勉強会は教員一人ひとりが自身の授業をレビューするとてもいい機会でした。今後も学部学科をこえて教職員が協力してもらいたい」と語りかけた。

 
(写真)山田学長も交え多様な学部、センターの教員たちがZoom上で意見交換