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2021年8月1日号
【東京五輪】眛A手悲願の金
柔道男子60キロ級

3試合連続の延長戦を制し悲願の金―東京五輪の柔道男子60 キロ級が7月24日に日本武道館で行われ、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの眛D昭選手(体育学部2015年度卒・パーク24)が今大会日本勢初の栄冠を手にした。

初戦となった2回戦でヨレ・フェルストラーテン選手(ベルギー)に内股で一本勝ちを収めると、準々決勝は19年世界選手権東京大会王者のルフミ・チフビミアニ選手(ジョージア)と対し、ゴールデンスコア方式の延長戦の末に相手の指導3で一本勝ちした。準決勝はリオ五輪銀メダリストのイェルドス・スメトフ選手(カザフスタン)との対戦に。互いに譲らず延長戦に突入し、指導2ずつで迎えた11分2秒、スメトフ選手が支え釣り込み足を仕かけたところを返して隅落としで技ありを奪った。

楊勇緯選手(台湾)との決勝戦も延長戦までもつれ込んだが、7分40秒の時点で相手に指導3が入り一本勝ち。同階級の日本勢では、04年のアテネ五輪で3連覇を達成した野村忠宏さん以来、17年ぶりの金メダルとなった。

試合後、目に涙を浮かべてインタビューに答えた眛A手は、柔道男子日本代表の井上康生監督(体育学部教授・男子柔道部副監督)と古根川実コーチ(体育学部00年度卒・大阪府警察)らに感謝を述べるとともに、「今までみんなに支えてもらったからこそ、この結果がある。豪快に勝つことはできなかったけど、これが僕の柔道です。応援ありがとうございました。これからも金メダリストとして自分を磨いていきたい」と語った。