share

スポーツ

2021/09/01

【ダンスドリル】静岡翔洋中・高が2部門でV

【全国高校・中学校ダンスドリル選手権大会】
学園勢が全国の舞台で躍動

付属静岡翔洋高校・同中等部のチアリーダー部が、7月30日から8月1日まで丸善インテックアリーナ大阪で開かれた全国高校・中学校ダンスドリル選手権大会に出場。中等部がSONG/POM部門Small編成、高校がJAZZ部門Medium編成で優勝を果たした。同大会では初出場の付属甲府高校もKICK部門で3位に入賞するなど、各部門で学園勢が活躍した。


静岡翔洋高は、今年4月に映像審査で行われたチアリーディングとダンスの全国大会「USA Nationals 2021」のJazz 部門でも優勝している。しかし、動画の撮影は3月に行ったため、メンバーの半分以上が当時の3年生。望月直巳監督(静岡翔洋高教諭)は、「卒業でメンバーががらっと変わったことで動きがそろわず、1年生は体力づくりから始めた」と、基礎練習を積み重ねた日々を振り返る。 『You Raise Me Up』の曲にのせて披露した演技は、優れた振り付けのチームに贈られる特別賞「Best Overall Choreography」も受賞した。USA Nationalsではコロナ禍で休校や大会中止などが続いた悔しさを表現したが、部長の太田歩選手(3年)は、「今回は再び会場で踊ることができる喜びをイメージした。先輩たちの演技に、自分たちの代のカラーをのせて踊ることができたと思う」と語る。

同じメンバーで出場したSONG/POM部門Medium編成は惜しくも2位となったが、「力は出しきれた。メンバーの団結力も深まったと感じている」と話した。

中等部はSONG/POM部門Small編成で2015年度以来の部門優勝。USA Nationalsを2位で終えた後、悔しさを胸に練習に励んできた成果が表れた。

望月監督は、「中等部はドリルでしばらく優勝できていなかったけれど、今回は息の合った演技ができていた。春からよく成長してくれた」と、栄冠を手にした生徒たちをねぎらった。

初出場の甲府高KICK部門で3位

昨年度、同好会から部に昇格した甲府高チアダンス部が、6月に行われた甲信越大会のKICK部門で1位となり、初めて本戦出場を決めた。

同部門はポンポンを持たず足を上げる振り付けがメーンとなる。甲府高は2分の演技の中で50本以上のさまざまなキックを取り入れた。部長の臼井柚葉選手(3年)は、「蹴り上げるときのスピード感や一体感が大切。柔軟はもちろん、足の筋肉を鍛えるトレーニングにも力を入れてきた」と振り返る。

本戦当日は極度の緊張から泣き出す生徒もいたが、「やってきたことを信じて、声をかけ合って臨んだ。踊り始めてから終わるまでは一瞬だった。入賞を目指していたので、3位に入れて本当にうれしい」と笑顔を見せた。

同部門は人数制限がなく、1年生から3年生まで13人全員で演技を披露した。中には高校から始めた生徒もいるが、「助け合い、誰も取り残すことなく成長できたことが結果につながった。何より“楽しかった”と言ってくれたことが一番」と顧問の小山ひかり教諭は話す。自身はチアダンスの世界大会優勝経験もあるが、「いくら言葉で伝え映像を見せても、体験しなければわからない感覚がある。大会後は練習でも “こうしたので見てください”と自分たちで考えて行動できるようになった」と成長を喜ぶ。

臼井選手は、「後輩たちにはさらに上の結果を残してほしい」と期待を寄せる。創部から約1年、甲府高チアダンス部が新たな一歩を踏み出した。

 

(写真上)JAZZ部門で優勝、SONG/POM部門Medium編成で2位と好成績を残した静岡翔洋高チアリーダー部
(写真下)初出場で全国3位に入賞した甲府高の選手たち

スポーツ記事一覧

2024/11/01

【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V

2024/11/01

柔道部から初の力士に

2024/11/01

選手を襲った暑さと重圧

2024/11/01

オイレス工業とスポンサー契約

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/10/01

【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る

2024/10/01

【陸上競技部】日本インカレで頂点に

2024/10/01

【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん

2024/10/01

【伊勢原柔道部】医学部アスリート

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める

2024/06/01

7年ぶりの全日本出場決定

2024/06/01

【陸上競技部】関東インカレで好成績

2024/06/01

【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇

2024/06/01

【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む

2024/05/01

【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成

2024/05/01

【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部

2024/05/01

【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V

2024/05/01

皇后盃で児玉選手が準優勝

2024/05/01

フランス柔道連盟に協力

2024/05/01

FC町田ゼルビアに入団内定

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】