share

スポーツ

2022/11/01

【女子柔道部】体重別団体で2大会ぶりV

2度目の学生団体2冠達成

4試合を勝ち抜き頂点をつかんだ選手たち

“凌ぐ”強さと前に出る柔道を発揮 全日本学生体重別団体で2度目の優勝

出場全試合で一本勝ちと役割を果たし、優秀

選手賞に選ばれた児玉選手

女子柔道部が10月15、16日にベイコム総合体育館(兵庫県・尼崎市記念公園)で開催された全日本学生体重別団体優勝大会に出場。1日目、2日目の階級の配列が抽選によって決定される7人制の団体戦で、2大会ぶり2度目の優勝を飾り、2019年度以来の学生団体2冠を達成した。また、3連覇を狙った男子柔道部は決勝で惜しくも敗れ、準優勝となった。

 

初戦となった2回戦で岡山商科大学を6-0で下した女子柔道部は、3回戦では日本体育大学に4-1、準決勝では筑波大学に6-0と順調に勝ち進む。迎えた決勝は、3連覇を果たした6月の全日本学生優勝大会決勝でも顔を合わせた龍谷大学との対戦となった。

 

先鋒戦で昨年度の全国高校総合体育大会78キロ級を制したルーキーの杉村美寿希選手(体育学部)が豪快な大外落としで一本勝ち。次鋒戦では、渡邉愛子選手(同4年)も小外刈りで一本勝ちと続いた。引き分けを挟んだ中堅戦で吉岡光選手(同2年)が優勢勝ちすると、三将戦で児玉ひかる選手(同4年)が開始1分30秒に小内返しで一本勝ちを収め、優勝を決めた。

 

塚田真希監督(スポーツプロモーションセンター准教授)は、「優勝は主将の立川桃(体育学部4年)や渡邉、児玉ら4年を中心に一丸となった結果。ポイントゲッターとして期待した選手たちがきっちりと勝ちきってくれました」と語った。

 

「一本を取られない、耐え凌ぐ強さを身につけようと必死になってきたことが優勝につながった」と立川主将。出場した3試合すべてで一本勝ちし、渡邉選手とともに優秀選手に選出された児玉選手は、「チーム全体でいい流れをつくり、自分もうまく乗ることができた。大会まで時間をかけてきた、組み手や技、体力づくりなど基本的な部分の強化を生かし、しっかり前に出る柔道ができた」と話した。

 

決勝で一本を奪った男子の村尾三四郎主将

(体育学部4年)

一方、3連覇を狙った男子柔道部は、2回戦で関西大学に7-0、3回戦で東洋大学に4-0、準々決勝で國學院大學に3-0、準決勝で日本大学に6-0と順調に勝利を重ねた。しかし、決勝では天理大学と一進一退の接戦を繰り広げる。2-2とポイントは並んだものの、天理大が2つの一本勝ちに対して、東海大は一本勝ちと優勢勝ちが1つずつと内容差がつき惜しくも敗れた。

 

 

 

 

 

 

大会制覇の道のり 山田学長らに報告

女子柔道部は18日に湘南校舎で、山田清志学長ら教職員に優勝を報告。中西英敏部長(体育学部教授)と大川康隆副監督(同准教授)が大会制覇への道のりを語り、立川主将が「頼もしいチームメートとともに優勝できました。応援ありがとうございました」と感謝を伝えた。

 

山田学長は、「本学の柔道部は社会からの注目度も高く、勝利へのプレッシャーも感じていたと思います。その中でしっかりと頂点に立ったことは本当に素晴らしい」とたたえていた。

スポーツ記事一覧

2024/11/01

【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V

2024/11/01

柔道部から初の力士に

2024/11/01

選手を襲った暑さと重圧

2024/11/01

オイレス工業とスポンサー契約

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/10/01

【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る

2024/10/01

【陸上競技部】日本インカレで頂点に

2024/10/01

【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん

2024/10/01

【伊勢原柔道部】医学部アスリート

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める

2024/06/01

7年ぶりの全日本出場決定

2024/06/01

【陸上競技部】関東インカレで好成績

2024/06/01

【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇

2024/06/01

【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む

2024/05/01

【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成

2024/05/01

【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部

2024/05/01

【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V

2024/05/01

皇后盃で児玉選手が準優勝

2024/05/01

フランス柔道連盟に協力

2024/05/01

FC町田ゼルビアに入団内定

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】