スポーツ
2024/05/01体重無差別で女子柔道の日本一を争う皇后盃全日本女子選手権大会が、4月21日に横浜武道館で開かれ、女子柔道部から卒業生を含む4選手が出場。児玉ひかる選手(体育学部2022年度卒・SBC湘南美容クリニック)が、昨年度に続いて準優勝となった。今大会は、16年以来となる旗判定が復活したほか、「指導3」から「指導4」で反則負けとなるなど、大幅にルールが変更された。
児玉選手は、初戦から寝技を中心に一本を奪い、準々決勝まで順調に進出。準決勝では、同月に行われた選抜体重別の女子78キロ級で準優勝した池田紅選手(体育学部4年)との同門対決となった。互いに決め手を欠いたが、児玉選手が内股などの立ち技で攻め立て、旗判定の末に勝利。試合時間8分で行われた決勝では、瀨川麻優選手(ALSOK)の猛攻を受けて、「指導4」の反則負けとなった。児玉選手は、「準決勝まで理想の戦い方ができていたが、決勝では相手の動きに対処し切れなかった。何が足りないかを考え、自分の柔道を突きつめていきたい」と前を向いた。
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