ひと
2024/11/01
第66次南極地域観測隊員として、南極大陸を覆う厚さ数千メートルもの氷床をドリルで掘削し、円柱状のサンプル「アイスコア」を採取する難事業に挑む倉元隆之准教授。雪が押し固められた南極大陸の氷には、過去数十万年にさかのぼる地球の大気成分や火山灰などが連続的に保存されており、古環境の解明によって地球環境の将来的な予測につながることが期待される。「いわば地球のタイムカプセルを開けに行く仕事。その先鞭をつけることは光栄です」
今回の観測隊は約90人で構成。倉元准教授は10月下旬に日本を出発した先遣隊の一員に選ばれた。「南極に行きたいという夢がかなったことで無我夢中だった」と振り返る第52次南極地域観測以来、2度目の南極では、内陸部、標高約3810メートルにある「ドームふじ観測拠点Ⅱ」で掘削に従事する。「あれから14年、自分が積み重ねてきた体験と知見を生かし、他の若い隊員らとも協力して気持ちを新たに臨みたい」
専門は地球の水環境や気候変動に関する研究。極地観測のほか、東京電力福島第一原子力発電所事故後に河川を流下する放射性セシウムの調査などに取り組み、ウクライナ・チェルノブイリ原子力発電所も視察。近年は湘南キャンパス近隣の丹沢山地などで、学生や大学院生らと共に水環境の調査にも携わる。
「一つひとつの調査の積み重ねが地球環境の研究につながる。南極観測も近隣の調査も、私にとって関連のある大切な研究です」
2024/06/01
文武両道で世代別の世界大会V
2024/06/01
シラキュース大に留学
2024/04/01
在UAE日本国大使館から表彰
2024/02/01
野球とスケルトンの二刀流
2024/01/01
“快速登山”アジア7位
2023/12/01
プロ球界で活躍誓う
2023/11/01
トビタテ! 留学JAPANで2カ月ポーランドに滞在
2023/08/01
シーカヤックで600キロを単独航行
2023/07/01
診断機器の研究開発で学会の「大会長賞」
2023/06/01
小児がん患者を支援 活動を通じて理解促進目指す
2023/04/01
【相模中】特許6件取得の“若き発明家”
2022/09/01
人馬一体で全国へ
2022/06/01
全国大会で3位に躍進「やりたいことはすべて挑戦」
2022/06/01
エスパルスのベストスタッフに
2022/04/01
学生団体「Voice」設立
2022/03/01
MYボトルデザインで環境大臣賞に輝く
2021/12/01
フルコンタクト空手の全国大会で優勝
2021/11/01
2年連続で最優秀賞
2021/10/01
【湘南】原子炉内のガスの動きを解析
2021/07/01
集大成のリサイタル
2021/06/01
ボクシングでプロデビュー
2021/05/01
聖地でかなえた「家族の夢」
2021/02/01
母国での水素技術活用を目指す
2020/12/01
津軽鉄道の取り組みを調査
2020/11/01
柔の道から角界入り 「一つでも上の番付に」
2020/09/01
日本機械学会で2年連続受賞
2020/03/01
ミス・インターナショナル・ジャパン準グランプリ
2019/10/01
金メダルに輝いた3選手
2019/08/01
政治の現場に飛び込む
2019/04/01
女性団員初の応援団長に就任
2019/03/01
横浜駅での人命救助で表彰
2019/01/01
東京パラ期待の新星
2018/11/01
移民問題を考える
2018/11/01
シルク・ドゥ・ソレイユ特別公演に出演
2018/11/01
シリア代表で世界に挑む
2018/08/01
トビタテ! 留学JAPANでペルーに渡る
2018/05/01
再び五輪の舞台へ
2018/03/01
学生国際ボランティアに参加
2018/02/01
新たな研究分野 特撮ツーリズム
2018/02/01
「弟の夢」とともに 東京パラ五輪へ
2018/01/01
U23日本デュアスロン選手権で優勝
2017/12/01
東久邇宮文化褒章を受章
2017/10/01
全日本サーフィン選手権V
2017/09/01
第59次南極越冬隊の一員に
2017/08/01
2つのギネス記録を樹立
2017/07/01
国際学会で高い評価
2017/06/01
フロアボール世界大会に出場
2017/05/01
子どもに初めてのオーケストラ体験を届ける
2017/02/01
宇宙に住む時代に 恩師と貢献したい
2016/11/01
銀に導いたガイドランナー