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ひと

2024/06/01

文武両道で世代別の世界大会V

チームトライアスロンBOMBERS小口愛海選手(大学院健康学研究科2年)

競技の魅力はレース後の「達成感」

 

ランで粘りを見せた小口選手

(写真提供=本人)

「普段出場している学生大会よりも格段に距離が長く、終わった瞬間は“もうこんなつらいレースは嫌だ”と思ったのですが、数日経つとまた挑戦したくなるのがトライアスロンの魅力。あの達成感は忘れられません」 

 

湘南キャンパスの一般サークル「チームトライアスロンBOMBERS」で競技を始めた小口愛海選手。3月2日にニュージーランドで開催された世界大会「IRONMAN」の女性18~24歳クラスでは、スイム(3.8キロ)で2位につけると、得意のバイク(180キロ)で1位に浮上。ラン(42.2キロ)でも粘りを見せて12時間24分24秒を記録し、優勝した。 

 

健康学部では3年時に西垣景太准教授の下で、持久力が必要なスポーツ選手に多い運動依存をテーマに卒業論文を執筆し、「早期卒業制度」で大学院に進学。現在は修士論文に取り組んでいる。 

 

今大会の結果で9月22日にフランスで開かれるワールドチャンピオンシップの挑戦権を獲得しており、筋力強化にも励む。「バイクは山岳コースなので、登りの練習として先日は山梨県の山中湖まで往復約140キロを自転車で走ってきました。12時間を切るのが目標」。文武両道で、学生最後の年を駆け抜ける。

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