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ひと

2025/03/01

「空を飛びたい」 熱い思い抱き

2つの国家資格を取得 全日本で最優秀選手に

航空部 市澤昌典 選手(工学部4年)

久住山岳滑翔大会での記録滑翔競技の部で大

会史上初めて記録を残した(写真提供=本人)

「操縦桿を握って空を飛んでみたい」。大学1年生のとき、市澤昌典選手はその一心で航空部の門をたたいた。

 

全ての飛行は厳しい安全管理のうえで行われており、エンジンのないグライダーはエアラインパイロットと同じ知識と技量が求められる。2人乗りグライダーで卒業生の教官と共に操縦訓練を重ねた市澤選手が初めて一人で飛んだのは2年生の11月。「一人だとこんなにも機体の動きが軽いのかと驚きました」

 

市澤さん

昨年8月には大分県で行われた全日本学生久住山岳滑翔大会で、「自家用操縦士(滑・上)」の国家資格が必 要な記録滑翔競技の部に出場した。平衡感覚が失われがちな山岳コースは難易度が高く、 これまで結果を残した選手はいなかった。市澤選手は大会史上初めて記録を樹立し、最優秀選手を獲得。松前重義賞のスポーツ部門個人の部〔大学〕では最優秀選手賞に選ばれた=関連記事・3キャンパスで松前重義賞授与式 学生の顕著な成績をたたえ。 

 

「技量を伸ばそうとガツガツ頑張る選手」と部長の水書稔治教授(工学部)は評価する。この1年は光・画像工学科での卒業論文執筆と並行して、航空整備士の国家資格も取得。卒業後は航空会社に就職する。「夢を見させてもらった4年間。研鑽を続け、後輩の育成にも尽力したい」

 

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