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スポーツ

2017/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】箱根駅伝10位

窮地を救った上級生の意地

陸上競技部駅伝チームが1月2日、3日に東京・大手町から箱根・芦ノ湖間(217・1キロ)で行われた東京箱根間往復大学駅伝競走に出場。目標だった総合3位はかなわなかったものの、総合10位で来年度大会のシード権を獲得した。

往路5区間中4区間をルーキーに託した東海大は、1区の鬼塚翔太選手(体育学部1年)が、先頭と1秒差の2位で中継。上々のスタートを切ったが、その後4区間では区間2桁順位が続く苦しい展開となった。往路を総合15位で終え、両角速駅伝監督(体育学部准教授)は、「短い距離では力を発揮した1年生も、約20キロを走る箱根駅伝では力が足りなかった。あらためて箱根駅伝の難しさを痛感した」と唇をかんだ。

チームの窮地に、7区の石橋安孝選手(体育学部4年)は、「この1年間、練習でも1年生に先頭を譲る情けない先輩だった。だからこそ、彼らの失敗を上級生が取り戻す」と奮起。15位でタスキを受けると、10キロ過ぎまでに4チームを抜く快走で、自身初の区間賞を獲得した。

その後も、8区春日千速選手(理学部3年)が総合10位へと押し上げ、9区川端千都選手(体育学部3年)、10区林竜之介選手(政治経済学部4年)がシード権を守った。

レース後、石橋選手は、「経験の浅さもあり、実力を発揮できなかった1年生も多いが、後輩たちには総合優勝を狙えるだけの素質がある。自分でも区間賞を取れたのだから、彼らに取れないはずがない」と期待を寄せた。

来季は新駅伝主将の春日選手のもと、チーム初の箱根駅伝総合優勝を目標に掲げる。春日選手は、「今大会の経験を忘れることなく、勝利にこだわりたい」と早くも意気込んでいる。
 
(写真)シード権獲得の立役者となった7区の石橋選手

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