share

スポーツ

2021/09/01

【インターハイ】北川選手が走り幅跳びでV

静岡翔洋高陸上競技部が好成績

全国高校総合体育大会(インターハイ)陸上競技大会が7月28日から8月1日まで9.98スタジアム(福井県営陸上競技場)で開催され、付属静岡翔洋高校陸上競技部が学校対校で準優勝となった。男子走り幅跳びでは、北川凱選手(3年)が優勝、深沢瑞樹選手(2年)が2位に入った。

7月29日に開催された男子走り幅跳びでは、5本目まで深沢選手がトップに立つも、最終跳躍で北川選手が7メートル67をマークし、逆転優勝を決めた。

6月のU20日本選手権大会では深沢選手が1位、北川選手が2位に入るなど常に世代トップを争う2人。北川選手は、「深沢に負けてしまうこともたくさんあったが、そのたびに”もっと頑張ろう”と気持ちが入った」と話し、「昨年から、”インターハイでワンツーフィニッシュを飾ろう”と話してきたので、実現できて本当にうれしかった」と声を弾ませた。

今大会は後塵を拝した深沢選手も、「不思議と悔しさよりも充実感が大きい」と振り返る。「同じ舞台で戦い続け、負けたときには涙が出るときもあった。ただ、この大会は北川さんと出る高校最後の大舞台。優勝できればもっとうれしかったのかもしれないが、最高の結果と胸を張れます」と笑顔を見せた。

菅間友一監督(静岡翔洋高教諭)は、「北川は練習量が豊富で、深沢は自分のリズムで必要なメニューを淡々とこなしていくタイプ。スタイルは全く違いますが、チームメートとして、そしてライバルとして常に意識しながら成長していた」と語る。両選手とも将来の目標は、「国際舞台で活躍する選手になること」。北川は来年度から大学へと進むが、「日の丸を背負ってともに戦う」という新たな夢を目指し、2人は今後も努力を続けていく。

800メートルで大会新 悔しさバネに急成長

男子800メートルでは兵藤ジュダ選手(3年)が、大会新となる1分48秒26をマークして頂点に立った。1500メートルでも準優勝し、「最後のインターハイで満足のいく結果を残せた」と振り返る。

指導にあたる秋岡達郎長距離・駅伝部監督(静岡翔洋高副校長)は兵藤選手について、「今年1年間で高校生トップクラスまで力を伸ばすことができた」と評する。昨年11月の静岡県高校駅伝競走大会では、エースとして1区を任されたものの本来の力を発揮できず、区間13位に沈んだ。全国高校駅伝競走大会(都大路)への出場権を逃し、兵藤選手は、「自分の競技に対する考えに甘さがあった。責任を痛感した」と振り返る。

今年度からは長距離・駅伝主将に就任し、練習中は先頭に立ってチームを引っ張るようになった。競技力も飛躍的に向上し、長距離界のホープへと成長を遂げる。インターハイで深めた自信を胸に、「今年度こそチームを都大路に導きたい」と抱負を語っている。

66キロ級服部選手 73キロ級木原選手が優勝
7月24日から8月24日にかけて、福井、新潟、富山、石川、長野の北信越5県で全国校総合体育大会(インターハイ)が開催された(ヨットのみ和歌山県で開催)。付属高校から多くの選手が出場し、8日から12日まで長野市真島総合スポーツアリーナで開催された柔道では、付属相模高校の2選手が優勝した。
 
66キロ級の服部辰成選手(2年)は1、2回戦で一本勝ちを収め、3回戦は技ありで勝利。4回戦と準決勝はゴールデンスコア方式の延長戦に突入するも一本勝ちし、決勝では福田大和選手(平田高校)に優勢勝ちして初優勝を決めた。
 
73キロ級の木原慧登選手(1年)は、初戦となった2回戦を延長戦の末に技ありで制すと、3、4回戦は一本勝ち。準決勝は技ありで制し、延長戦となった竹市裕亮選手(大牟田高校)との決勝は優勢勝ちした。

13日から16日に和歌山セーリングセンターで開催されたヨット競技(女子レーザーラジアル級)には、付属静岡翔洋高校の山﨑彩加選手(3年)が出場。荒天により予定の本数より少ない3本のレースで争われ、準優勝となった。

 

(写真上)表彰式で笑顔を見せる北川選手(左)と深沢選手(写真提供=静岡翔洋高陸上競技部)
(写真下)練習でもチームメートを引っ張り成長を遂げた兵藤選手

スポーツ記事一覧

2024/11/01

【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V

2024/11/01

柔道部から初の力士に

2024/11/01

選手を襲った暑さと重圧

2024/11/01

オイレス工業とスポンサー契約

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/10/01

【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る

2024/10/01

【陸上競技部】日本インカレで頂点に

2024/10/01

【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん

2024/10/01

【伊勢原柔道部】医学部アスリート

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める

2024/06/01

7年ぶりの全日本出場決定

2024/06/01

【陸上競技部】関東インカレで好成績

2024/06/01

【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇

2024/06/01

【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む

2024/05/01

【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成

2024/05/01

【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部

2024/05/01

【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V

2024/05/01

皇后盃で児玉選手が準優勝

2024/05/01

フランス柔道連盟に協力

2024/05/01

FC町田ゼルビアに入団内定

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】