スポーツ
2022/01/01男子柔道部が昨年12月8、9日に兵庫県・ベイコム総合体育館で開催された全日本学生体重別団体優勝大会(7人制団体)で2大会連続12度目の優勝。全日本学生優勝大会(無差別団体)と合わせて学生団体2冠を達成した。
選手層の厚さ武器に学生団体2冠を達成
12度目の優勝を果たした男子柔道部は、2019年度に続いて全日本学生優勝大会(無差別団体)と合わせた学生団体2冠を達成した。1日目、2日目の階級の配列が抽選によって決まる今大会を振り返り、上水研一朗監督(体育学部教授)は「配列に恵まれた」と語る。特に2日目は、全日本学生体重別選手権大会を制した73キロ級の内村秀資選手(体育学部3年)が先鋒、100キロ超級の松村颯祐主将(同4年)が次鋒でポイントを挙げ、世界大会でも活躍する村尾三四郎選手(同3年)が後ろに控えることで相手にプレッシャーをかけた。「ポイントを取りにいくところ、引き分けるところと、7人で勝ちに行く戦いができた」(上水監督)。
ヤマ場は日本大学との準決勝。大将戦を終えても決着がつかず、ゴールデンスコア方式の代表戦にもつれ込んだ。じゃんけんで勝った上水監督が引いたクジは「73キロ級」。内村選手は、「回ってくる予感がしていたので、準備はできていました。上水監督からは“全部取ってこい”と言われていたので、その仕事をするだけ」と1分26秒に巴投げで技ありを奪い優勢勝ち。明治大学との決勝は内村選手が優勢勝ち、松村主将が一本勝ちした。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年6月に行われていた無差別団体、9月の体重別選手権、10月の体重別団体が11月から12月にずれ込んだ。約2週間おきに大会が行われる過密日程に上水監督は、
チームの柱である松村主将以外はローテーションで出場させた。選手層の厚さを生かして2冠を達成。松村主将は、「一丸でつかんだ勝利。後輩たちには連覇を続けてほしい」と思いを託した。
なお女子部は準決勝で、優勝した環太平洋大学に2―3で敗れた。
【全日本学生体重別選手権】内村選手&松村主将V
昨年11月25、26の両日に千葉ポートアリーナで開催された全日本学生体重別選手権大会で、男子73キロ級の内村選手と100キロ超級の松村主将が優勝した。
内村選手は10月の東京学生体重別選手権大会をベスト16で終え、今大会までの1カ月間に速さと力強さに重点を置いた組み手や、リードされた場面を想定した練習に取り組んだ。準々決勝では技ありを先取されたが、すばやい組み手を展開して技ありを奪い返すと、延長戦では隅返しで合わせ技一本。「準備してきた成果が実った試合だった」。勢いそのままに頂点に立ち、「課題も多く見つかったので、これから修正していきたい」と成長を誓った。
一方の松村主将は、11月の全日本学生優勝大会の準決勝で肉離れを起こし、乱取り稽古を再開したのは大会の3日前から。それでも順調に勝ち上がり、迎えた決勝では東京学生で敗れた日本大学の東部直希選手(4年)と再戦した。「絶対に勝ってやろうと思っていた」と話す松村主将は延長45秒に足車を決め、学生最重量級の王者に輝いた。「思い通りの柔道で流れをつかみ、狙っていた技で決めきることができた」と笑顔を見せた。
なお、男子60キロ級の市川龍之介選手(体育学部4年)、女子57キロ級の込山未菜選手(同2年)、63キロ級の立川桃選手(同3年)が準優勝となった。(取材=三村果凜・文化社会学部3年)
(写真上)優勝を決め喜ぶ選手たち
(写真下)日大との代表戦で技ありを奪った内村選手
2024/11/01
【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V
2024/11/01
柔道部から初の力士に
2024/11/01
選手を襲った暑さと重圧
2024/11/01
オイレス工業とスポンサー契約
2024/10/01
【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る
2024/10/01
【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る
2024/10/01
【陸上競技部】日本インカレで頂点に
2024/10/01
【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん
2024/10/01
【伊勢原柔道部】医学部アスリート
2024/09/01
【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル
2024/09/01
【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間
2024/09/01
【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り
2024/09/01
5度目の挑戦で念願のプロ合格
2024/09/01
【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動
2024/09/01
【相模高野球部】9年ぶりベスト8
2024/08/01
【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に
2024/08/01
【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ
2024/08/01
【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占
2024/08/01
【ボウリング部】全国上位入賞を目指す
2024/08/01
【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ
2024/07/01
湘南男女が同時優勝を果たす
2024/07/01
【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂
2024/07/01
【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ
2024/07/01
【駅伝チーム】選考会をトップ通過
2024/07/01
【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦
2024/07/01
【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める
2024/06/01
7年ぶりの全日本出場決定
2024/06/01
【陸上競技部】関東インカレで好成績
2024/06/01
【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇
2024/06/01
【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む
2024/05/01
【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成
2024/05/01
【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部
2024/05/01
【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V
2024/05/01
皇后盃で児玉選手が準優勝
2024/05/01
フランス柔道連盟に協力
2024/05/01
FC町田ゼルビアに入団内定
2024/04/01
【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還
2024/04/01
【福岡高】7年ぶりの選抜出場
2024/04/01
“最後のノック”で教え子にエール
2024/04/01
【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ
2024/04/01
【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す
2024/03/01
【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇
2024/03/01
【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠
2024/03/01
【駅伝チーム】新年度に向け走り込み
2024/03/01
【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢
2024/02/01
【福岡高】7年ぶり3度目の春切符
2024/02/01
リーグ5位からインカレ準V
2024/02/01
【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る
2024/02/01
【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に
2024/01/01
【柔道・グランドスラム東京】