スポーツ
2022/09/01
男子バスケットボール部が8月9日から11日まで、東京都・国立代々木競技場第二体育館で開催された国際大会「Sun Chlorella presents World University Basketball Series(WUBS)」で準優勝した。
この大会は、全日本大学バスケットボール連盟の主催で、株式会社楽天グループのスポーツ事業部「Rakuten Sports」が運営協力したもの。競技を通した国際交流と若手選手の育成を目指して初めて開催された。
4つの国と地域を代表する大学チームが招待され、バスケットボールを国技とするフィリピンからは、現役代表選手も名を連ねるアテネオ・デ・マニラ大学、インドネシアから国内大学リーグ決勝常連のペリタハラパン大学、台湾から国内大学リーグ2連覇中の国立政治大学が参加した。
陸川章監督(スポーツプロモーションセンター教授)や松崎裕樹主将(体育学部4年)らが、「私たちを日本の代表として推薦してくれたことに感謝しながら戦いたい」と口をそろえて意気込んだ初戦は国立政治大と対戦した。前半から均衡した展開が続くも、最終ピリオドでは松崎主将や西田公陽選手(同3年)らを中心とした攻撃が冴えわたり、90-74で勝利した。
勢いそのままに、ペリタハラパン大に91-35で快勝したチームは、最終戦で優勝したアテネオ・デ・マニラ大に59-68で敗れるも、タフな海外のチーム相手に、堂々とした戦いを見せ会場を沸かせた。
大会後、陸川監督は「国際舞台での経験は、選手たちが今後日本代表やプロとして活躍することを意識するきっかけにもなる」と語り、「好成績を残すだけでなく、日本でもバスケがさらに注目を集める競技にできるよう努力していきたい」と話した。また、松崎主将は、「国内では経験できない高さやフィジカルを持ったチームと対戦した経験を、しっかりと今後に生かしていきたい」と意気込みを語った。
なお、男子バスケ部は、8月20日から11月6日にかけて開催されている関東大学リーグ戦に臨んでおり、28日の第5戦を終えた時点で3勝2敗の成績を残している。(取材=古川七菜子・体育学部2年)
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