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スポーツ

2022/10/01

各地で秋のリーグ戦開幕!

女子ハンドボール部が優勝決める

全国各地で8月下旬から各競技の秋季リーグ戦が開幕。湘南校舎で活動する女子ハンドボール部は、9月4日から10月1日まで行われている関東学生秋季リーグ戦で2度目の優勝を決めた。男女バレーボール部も頂点を目指して奮闘しているほか、各校舎の硬式野球部も熱戦を繰り広げている。(9月27日記/取材=三村果凜・文化社会学部4年)

 

【女子ハンド部】初の春秋リーグ女王に 大学日本一に向け猛進

攻守にわたって勝利に貢献した小林選手

女子ハンドボール部が新たな歴史を刻んだ――。創部初の春秋リーグ戦制覇に臨んだこの秋は、栗山雅倫監督(体育学部教授)をはじめ、チーム全員が武器と語る「ディフェンスからの速攻」が光り、開幕から5連勝。第6戦の筑波大学戦は、優勝が決まる大一番となった。

 

東海大学は序盤から流れをつかみ試合を有利に展開。高身長でフィジカルの強い相手に9―9と同点とされるも、その後は小林愛選手(体育学部3年)や佐藤愛選手(理学部2年)らが、相手との距離感を詰める果敢なディフェンスで相手の攻撃を封じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筑波大戦でチーム最多の7得点を挙げた

大田選手

さらに、大田歩果選手(体育学部2年)ら攻撃陣も得点を重ね、28―22で勝利。10月1日の最終戦を前に、2014年以来2度目となる秋季リーグ優勝、春秋制覇を達成した。小林選手は、「実感はまだないが、素直にうれしい」と笑顔を見せ、栗山監督は、「選手たちは常に現状に満足せず、前進し続けていた」とたたえた。

 

次に目指すのは、11月の全日本学生選手権大会での初優勝。内藤ひな主将(政治経済学部4年)は、「大学日本一に向けて、まずは秋季リーグ戦を全勝優勝で飾りたい」と語っている。

 

【男女バレー部】「学生大会4冠」へ奮闘 両主将がチームを牽引

主将としてチームを率いる中川選手

男女バレーボール部は、今年度の春季関東大学リーグ戦と東日本大学選手権大会で優勝。「学生大会4冠」に向けて好スタートを切った。

 

9月3日から小田原アリーナなどで開催されている秋季関東大学リーグ戦では、女子部が開幕から4試合連続でストレート勝ちを収めた。24日に行われた日本女子体育大学戦でも2セットを先取。第3セットでは相手に4点のリードを奪われたものの、中川つかさ主将(体育学部4年)を中心に奮起。この日もセットを落とさなかった。

 

男子部は開幕からエースの樋内竜也選手(同)を故障で欠くも、山本龍主将(同)らの活躍で開幕4連勝。5戦目の東京学芸大学戦からは樋内選手もスタメンに復帰し、翌日の明治大学戦を含めて6連勝となった。

 

25日の試合で両部は惜しくも1敗を喫するも、熱い戦いを続けている。

 

 

【各校舎野球部】明治神宮大会目指す 九州キャンパスが熊本V

得点を挙げ喜ぶ静岡キャンパスの選手たち

11月の明治神宮大会を目指して、各校舎の硬式野球部が熱戦を繰り広げている。九州キャンパスは、9月10日から24日まで崇城大学野球場などで開かれた九州地区大学選手権南部九州ブロック大会の熊本地区予選で全勝優勝。10月4日から8日まで鹿児島県・指宿市営球場などで行われる決勝トーナメント進出を決めた。

 

8月27日に東海大学松前球場などで開幕した東海地区大学静岡県学生秋季リーグ戦に出場している静岡キャンパスは開幕から8連勝。手塚慎太郎監督(東海大学職員)は、「春季リーグ戦以降、実戦を増やして選手育成に時間を割いてきた」と話す。4年生が軸となり、成長著しい下級生もチームに貢献。静岡大学に敗れたが、5カードを終えて3位につけている。

 

湘南校舎は9月3日から大田スタジアムなどで開かれている首都大学秋季リーグ戦に出場。武蔵大学に勝ち点を落とし、3勝2敗、勝ち点1で3位タイとなっている。

 

なお、札幌キャンパスは8月28日から9月22日まで札幌市円山球場などで行われた札幌学生秋季リーグ戦を4勝5敗1分とし、4位となった。

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