スポーツ
2022/12/01陸上競技部駅伝チームが、11月6日に全日本大学駅伝対校選手権大会(愛知県・熱田神宮~三重県・伊勢神宮間/106・8キロ)に出場した。総合10位となるも、3区でエースの石原翔太郎選手(体育学部3年)が区間賞を獲得するなど意地を見せた。来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝競走では、総合10位以内に与えられるシード権獲得を目指す。
石原選手は総合15位でタスキを受け取ると、「順位を一つでも上げよう」と序盤から懸命に前を行くランナーを追った。33分48秒で区間賞を獲得し、直後のインタビューでは、涙でときおり声を詰まらせながら、「2年ぶりに駅伝を走ることができてうれしかった。周りの人たちが常に支えてくれて……。感謝しています」と喜びを語った。
1年時には全日本大学駅伝4区と箱根駅伝3区でともに区間賞を獲得し、鮮烈なデビューを飾った。しかし、2年時は股関節を痛めた影響で戦線離脱を余儀なくされた。「故障していた間は1年とは思えないほど、長かった」と振り返る。
今年度に入り、復活を印象づけたのは7月のホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会だった。50001メートルで13分29秒21の自己ベストをマーク。夏合宿でも順調にメニューを消化し、10月の箱根駅伝予選会では留学生を上回る個人トップを目指してスタートラインに立った。しかし、久しぶりのロードレースかつ高い気温の影響も受け、「脱水症状のような感覚」に陥った石原選手は、個人47位に沈んだ。レース後、車イスで医務室に運ばれるほどまで体力を使い果たし、「とにかく悔しかった」と表情を曇らせた。
全日本大学駅伝に向けて、予選会の疲労が抜けた後は、「誰よりも練習をしてきた」と石原選手。今大会も区間賞を獲得し、学生三大駅伝の区間賞獲得率は100%を維持。箱根駅伝に向け、「チームの目標であるシード権獲得に向けて、しっかりと自分の役割を果たしたい」と意気込みを語っている。
箱根路でシード権獲得へ 5区・6区で勢いに
両角速駅伝監督(スポーツプロモーションセンター教授)は、「箱根駅伝でも石原の存在は武器」と語り、「総合順位に大きく影響する5区山登りと6区山下りに経験者がいることもアドバンテージになる」と話す。昨年度の5区では吉田響選手(体育学部2年)が8人を抜く区間2位の好走。6区では川上勇士選手(同4年)が区間6位に入るなど結果を残した。
「ほかの区間でカギを握るのは力をつけている4年生と勢いのある1年生」と両角監督。11月20日に埼玉県上尾市内で開催された上尾シティハーフマラソンでは、杉本将太選手(同)が63分19秒でチームトップに。金澤有真選手(政治経済学部4年)も63分23秒で続いた。同日夜に国立競技場で開催された1万メートル記録挑戦競技会では宇留田竜希駅伝主将(体育学部4年)が28分54秒71と好タイムをマークするなど、最上級生が箱根路に向けて勢いをつけている。
ルーキーでは、全日本大学駅伝1区で区間7位に入った花岡寿哉選手(情報理工学部1年)が好調を維持。1万メートル記録挑戦競技会では、宇留田主将に先着して28分50秒25をマークする走りを見せた。箱根駅伝でのシード権獲得へ――。宇留田主将は、「残された1カ月で自分たちの課題を一つでも克服できるように走り込みたい」と語っている。
2024/11/01
【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V
2024/11/01
柔道部から初の力士に
2024/11/01
選手を襲った暑さと重圧
2024/11/01
オイレス工業とスポンサー契約
2024/10/01
【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る
2024/10/01
【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る
2024/10/01
【陸上競技部】日本インカレで頂点に
2024/10/01
【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん
2024/10/01
【伊勢原柔道部】医学部アスリート
2024/09/01
【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル
2024/09/01
【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間
2024/09/01
【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り
2024/09/01
5度目の挑戦で念願のプロ合格
2024/09/01
【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動
2024/09/01
【相模高野球部】9年ぶりベスト8
2024/08/01
【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に
2024/08/01
【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ
2024/08/01
【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占
2024/08/01
【ボウリング部】全国上位入賞を目指す
2024/08/01
【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ
2024/07/01
湘南男女が同時優勝を果たす
2024/07/01
【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂
2024/07/01
【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ
2024/07/01
【駅伝チーム】選考会をトップ通過
2024/07/01
【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦
2024/07/01
【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める
2024/06/01
7年ぶりの全日本出場決定
2024/06/01
【陸上競技部】関東インカレで好成績
2024/06/01
【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇
2024/06/01
【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む
2024/05/01
【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成
2024/05/01
【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部
2024/05/01
【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V
2024/05/01
皇后盃で児玉選手が準優勝
2024/05/01
フランス柔道連盟に協力
2024/05/01
FC町田ゼルビアに入団内定
2024/04/01
【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還
2024/04/01
【福岡高】7年ぶりの選抜出場
2024/04/01
“最後のノック”で教え子にエール
2024/04/01
【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ
2024/04/01
【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す
2024/03/01
【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇
2024/03/01
【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠
2024/03/01
【駅伝チーム】新年度に向け走り込み
2024/03/01
【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢
2024/02/01
【福岡高】7年ぶり3度目の春切符
2024/02/01
リーグ5位からインカレ準V
2024/02/01
【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る
2024/02/01
【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に
2024/01/01
【柔道・グランドスラム東京】