スポーツ
2024/05/01
シドニー五輪男子100kg級を制した井上教授
（右から2人目）が実際に組んで指導
湘南キャンパスで4月15日から19日まで、フランス柔道連盟指導者講習会が行われた。同国では柔道指導者に関する国家資格が設けられており、上級資格を取得するためには日本での研修が義務づけられている。今回は若手から同国代表まで幅広い層の選手を指導する柔道指導者と関係者ら計27人が来訪した。期間中は柔道男子日本代表前監督の井上康生教授（スポーツプロモーションセンター＝SPC、柔道部副部長）をはじめ、東海大学の歴代の五輪金メダリストらが指導を担当。井上教授は得意の内股をテーマに、襟の持ち方や足のさばき方などを細かく指導し、「柔道を通して交流を図り、私自身も多くの学びを得ることができました」と話していた。
研修参加者らは期間中、武道学科の授業を学生と一緒に受講したほか、付属相模高校柔道部の練習も視察。最終日には湘南キャンパスで修了セレモニーが行われ、SPCの陸川章所長が修了証を手渡した＝右写真。
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