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スポーツ

2012/04/01

【高校柔道選手権】浦安高が男子団体戦初制覇

付属校勢8校が出場

ついに手にした高校日本一だ! 3月19、20日に日本武道館で行われた第34回全国高校柔道選手権大会の男子団体戦(5人制・勝ち抜き試合)で、付属浦安高校が初優勝を遂げた。2回戦から登場した浦安高は、初戦を3人残しで快勝し、準々決勝、準決勝は大将戦を待たずに勝利。桐蔭学園高校との決勝戦では2人残しの劣勢に立たされたが、大将のベイカー茉秋(ましゅう)選手(2年=右写真)が連続一本勝ちして初の栄冠を手繰り寄せた。ベイカー選手は男子90㌔級との2冠に輝き、最優秀選手にも選ばれた。※校名、学年は当時

今大会では、男子の個人戦と団体戦に付属浦安高校、付属相模高校、付属第二高校、付属第三高校、付属仰星高校、甲府高校、山形高校の7校が、女子の個人戦に付属第四高校から1選手が出場した。初日に行われた男子の個人戦では、81㌔級の小原拳哉選手(相模高2年)と90㌔級のベイカー選手が優勝。無差別級のウルフ・アロン選手(浦安高1年)が準優勝したほか、60㌔級の竹内文汰選手(仰星高2年)と、73㌔級の武居世悟選手(第三高2年)が3位となった。

2日目の団体戦は、体重無差別5人制勝ち抜き方式で行われた。2回戦から登場した相模高は、1回戦で仰星高を破った第二高と対戦。3人残しで勝利し、準々決勝では小杉高校に大勝するなどして準決勝に駒を進めた。一方、3回戦で日体荏原高校に苦戦を強いられた浦安高は、大将のベイカー選手が相手の副将、大将から一本を取り逆転勝ち。勢いそのままに準決勝で相模高を下した。

迎えた桐蔭学園高校との決勝戦では、先鋒の女良魁斗選手(2年)が引き分け、次鋒の石神大志選手(同)が有効を奪われ敗戦。中堅のウルフ選手が1勝したものの、副将戦では鎌田嵩平選手(同)が敗れ、再び劣勢に立たされた。それでもここから再びベイカー選手が本領を発揮する。相手の副将を払い腰で仕留めると、大将戦では開始わずか25秒で隅落としを浴びせ、連続一本勝ちで優勝を決めた。

就任20年目の竹内徹監督(浦安高教諭)は、「このチームは過去にないぐらい追い込んで練習をしてきた。体が大きくても精神力が強くないと勝てない。精神力が鍛えられたからこその結果だと思います」と選手たちの健闘をたたえた。(取材=本川由依・文学部2年)

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