share

スポーツ

2012/12/01

男子柔道部 全日本学生体重別優勝大会V

団体戦で2年連続の2冠

10月27、28日に全日本学生体重別団体優勝大会(体重別団体)が兵庫県・尼崎市記念公園ベイコム総合体育館で開催され、男子柔道部が2年連続7回目の優勝を果たした。今年6月に行われた体重無差別団体戦の全日本学生優勝大会で史上初の5連覇を達成しており、学生柔道団体戦で2年連続の2冠を成し遂げた。

「主力3選手を欠き、きわどい試合の連続で負けも覚悟しました。しかし、私の想像以上に選手たちは成長していた」と上水研一朗監督(体育学部講師)は振り返る。体重別団体は男女とも階級の配列が抽選で決定される7人制の団体トーナメント。男子柔道部は2回戦から登場し、圧倒的な力の差を見せつけて勝ち上がった。明治大学との準決勝では、次鋒戦を終えて1―1と並ばれるも、橋本壮市選手(体育学部3年)が袖釣り込み腰を決め、合わせ技一本で勝利。続く王子谷剛志選手(同2年)は、「監督の指導のもと “1分間攻め続け、40秒しのぎ続ける”新メニューに取り組んで体力をつけてきた」という成果を発揮。終始試合のペースを握って優勢勝ちし、3―2で決勝戦に駒を進めた。

全試合総力戦で陰のサポートも

筑波大学との決勝戦では、これまで全試合一本勝ちと絶好調の先鋒・髙藤直寿選手(同1年)がキレのある技を次々仕かけ、有効を奪って優勢勝ちした。中堅戦まで3試合を引き分けた後、本間大地選手(同3年)が序盤から攻め立て、指導2による優勢勝ち。副将戦で穴井航史主将(同4年)が引き分け、2―0で優勝を決めた。本間選手は、「対戦が予測される選手のVTRを、ケガで欠場した羽賀龍之介(同3年)と徹底的に研究してきました」と、優勝の陰にメンバーのサポートがあったことを明かした。穴井主将は、「全試合が総力戦でした。後輩の成長を実感できた大会でもあるので、安心して次の世代に任せることができます」と充実した表情で語った。

なお、女子柔道部は2回戦から登場し、徳山大学を7―0、筑波大学を5―2で下したが、山梨学院大学に0―3で敗れ3位となった。

講道館杯全日本体重別、学園勢3人が優勝

11月10、11日に千葉ポートアリーナで講道館杯全日本体重別選手権大会が開催された。東海大勢では、男子66キロ級の福岡政章選手(大学院体育学研究科修了・ALSOK)、81キロ級の長島啓太選手(体育学部卒・日本中央競馬会)、100キロ級の熊代佑輔選手(大学院体育学研究科2年・ALSOK)が優勝した。

主な成績は以下のとおり(敬称略)。【男子】▽60キロ級③石川裕紀(大学院体育学研究科2年・了徳寺学園職員)③髙藤▽66キロ級②吉田惟人(体育学部卒・神奈川県警察)③本間大地(体育学部3年)▽73キロ級③大束匡彦(体育学部卒・旭化成)▽81キロ級③小原拳哉(付属相模高校3年)▽90キロ級③ベイカー茉秋(付属浦安高校3年)▽100キロ級②谷井大輝(体育学部2年)【女子】▽57キロ級③平井希(体育学部卒・自衛隊体育学校)▽78キロ超級②市橋寿々華(同・大阪府警察)

 
(写真)“攻める柔道”を貫いた王子谷選手の背負い投げが決まる

スポーツ記事一覧

2024/11/01

【男女柔道部】体重別団体で2度目の男女同時V

2024/11/01

柔道部から初の力士に

2024/11/01

選手を襲った暑さと重圧

2024/11/01

オイレス工業とスポンサー契約

2024/10/01

【駅伝チーム】箱根駅伝予選会迫る

2024/10/01

【菅生中ソフトボールクラブ】“選手主体”の高いチームワーク誇る

2024/10/01

【陸上競技部】日本インカレで頂点に

2024/10/01

【パリパラリンピック女子マラソン】ガイドランナー・志田さん

2024/10/01

【伊勢原柔道部】医学部アスリート

2024/09/01

【パリ五輪】 柔道・村尾選手が2つの銀メダル

2024/09/01

【静岡キャンパス】熱いプレーと笑顔あふれた3日間

2024/09/01

【デフバレー世界選手権】東海大から2選手が代表入り

2024/09/01

5度目の挑戦で念願のプロ合格

2024/09/01

【北九州インターハイ】付属校アスリートが躍動

2024/09/01

【相模高野球部】9年ぶりベスト8

2024/08/01

【大阪仰星高野球部】ラグビー部の声援も力に

2024/08/01

【相模高野球部】5年ぶり夏の甲子園へ

2024/08/01

【日本陸上競技選手権大会】男子1500mで表彰台独占

2024/08/01

【ボウリング部】全国上位入賞を目指す

2024/08/01

【ライフセービングクラブ】2選手が世界選手権へ

2024/07/01

湘南男女が同時優勝を果たす

2024/07/01

【パリ五輪】日本の「お家芸」支える東海魂

2024/07/01

【熊本柔道部女子】二部(3人制)準V “最後の全日本”で王座奪還へ

2024/07/01

【駅伝チーム】選考会をトップ通過

2024/07/01

【熊本硬式野球部】最後まで諦めず神宮で善戦

2024/07/01

【熊本準硬式野球部】34年ぶりの全国決める

2024/06/01

7年ぶりの全日本出場決定

2024/06/01

【陸上競技部】関東インカレで好成績

2024/06/01

【熊本ゴルフ部】男女で春季リーグ戦制覇

2024/06/01

【静岡キャンパス女子硬式野球部】公式戦初陣に臨む

2024/05/01

【全日本選抜体重別選手権】太田選手が連覇を達成

2024/05/01

【静岡キャンパス】女子硬式野球部が創部

2024/05/01

【静岡翔洋高女子野球部】激戦勝ち上がり選抜準V

2024/05/01

皇后盃で児玉選手が準優勝

2024/05/01

フランス柔道連盟に協力

2024/05/01

FC町田ゼルビアに入団内定

2024/04/01

【ライフセービング】2年ぶりに年間王者を奪還

2024/04/01

【福岡高】7年ぶりの選抜出場

2024/04/01

“最後のノック”で教え子にエール

2024/04/01

【春の注目★】自慢の直球を武器にチームを全国へ

2024/04/01

【春の注目★】充実の練習環境でプロ目指す

2024/03/01

【ライフセービング】プールインカレ女子総合で3連覇

2024/03/01

【スキー部】インカレで渡邉選手が2冠

2024/03/01

【駅伝チーム】新年度に向け走り込み

2024/03/01

【福岡高野球部】“全員レギュラー”掲げ切磋琢

2024/02/01

【福岡高】7年ぶり3度目の春切符

2024/02/01

リーグ5位からインカレ準V

2024/02/01

【陸上競技部駅伝チーム】シード権まで70秒に迫る

2024/02/01

【相模高】女子駅伝チームが初の都大路に

2024/01/01

【柔道・グランドスラム東京】