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スポーツ

2014/03/01

スキー・全日本インカレ 男子総合V3

“雪の王者”総合力の高さで圧倒
全種目で入賞!男子総合3連覇


2月15日から20日まで岩手県雫石町と八幡平市で開催された全日本学生選手権大会(全日本インカレ)で、札幌校舎のスキー部が総合91ポイントを獲得し、男子総合3連覇を達成。女子も昨年に続いて総合3位に入った。相原博之監督(国際文化学部教授)は、「全種目で上位入賞者を出すことができて、チームとしての強さが出てきている」と手応えを語った。(取材協力=岡﨑絵莉・文学部2年、片野光・同)

“雪の王者東海”今年も健在!! 2月15日から20日まで、岩手県・雫石町と八幡平市で開かれた全日本学生スキー選手権大会(全日本インカレ)に、札幌校舎で活動するスキー部が出場。男子総合で3連覇を成し遂げた。女子も昨年に続いて3位に入賞している。男子では、クロスカントリーの30キロクラシカルと10キロフリーを宇田崇二選手(国際文化学部3年)が制し、2冠を達成。スペシャルジャンプでは小林潤志郎選手(同4年)が準優勝した。相原博之監督(国際文化学部教授)は、「全種目で入賞と、総合力の高さを出せた」と話した。

各種目は個人の能力が問われるスキー競技だが、選手たちは誰しも、「総合優勝のために少しでも力になりたかった」と口をそろえる。アルペンでは、成田秀将選手(国際文化学部2年)が大回転でトップと僅差の2位。スーパー大回転、回転でも着実に入賞した。
 

昨年までスペシャルジャンプで3連覇を続けていた小林潤志郎選手(同4年)は、1本目で最長不倒となる83メートルのビッグジャンプを披露。2本目は上位陣の順番になって風向きが変わり不利な条件となったが、「1ポイントでも多く獲得したい」と懸命に競技に臨み、73メートルを飛んで2位を確保するなど、ポイントを積み重ねた。

総合優勝の原動力になったのはクロスカントリーの宇田崇二選手(同3年)だ。30キロクラシカルと10キロフリーの2種目ともに2位に大差をつけて優勝。「思い描いていたレースができました」と笑顔を見せた。総合2位の早稲田大学に27・5ポイント差をつける圧勝に相原監督は、「来年度も今大会で活躍した選手たちが多く残る。4連覇、5連覇を見据えていきたい」と意気込んでいる。
 

女子では、アルペンの各種目で岡本乃絵選手(同4年)、寺井えりか選手(同3年)、蓮見小奈津選手(同)が入賞。スペシャルジャンプで松橋亜希選手(同)が3連覇を果たすなど上位校に食らいつき、優勝した早稲田大学にわずか5ポイント差の73ポイントを挙げ、3位と健闘した。

◆その他の主な結果(10位まで。丸数字は順位)
【男子】大回転⑧円山一希(国際文化学部4年)▽スーパー大回転⑤成田▽回転⑤小原健汰(同1年)⑥円山⑧成田▽クロスカントリー30キロクラシカル⑤石川潤(同2年)▽同10キロフリー⑤石川▽同リレー⑤小田遼平(同4年)、澤田拳志郎(同2年)、石川、宇田▽スペシャルジャンプ③渡辺知也(同1年)⑩髙橋駿也(同3年)▽ノルディックコンバインド⑦髙橋
【女子】大回転④寺井⑥岡本⑦蓮見▽スーパー大回転④蓮見④寺井▽回転③岡本⑥蓮見▽クロスカントリー10キロクラシカル②蜂須賀明香(同)⑦細谷佳奈(同)▽同5キロフリー⑤細谷⑦蜂須賀▽同リレー④蜂須賀、細谷、酒井亜樹(同4年)※敬称略

 
(写真上より)
▽クロスカントリー2冠を達成し、総合優勝の原動力となった宇田選手
▽総合力の高さで3年連続3回目の栄冠を手にした
▽女子スペシャルジャンプで3連覇となった松橋選手

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