コラム
2024/04/01音楽というのは世界共通の言語のようなもので、誰でも楽しむことができます。そして、音楽を聴きながら多くの人が「ギターを弾きたい」「ドラムを叩きたい」などと思ったことがあるでしょう。楽器には私も想像できないほどの多くの種類がありますが、有名どころではピアノ、ギター、ドラム、ひょっとしたらサックスを思い浮かべる方もいるかもしれません。私はサックスを30年程度吹いていますが、今でも演奏できない技法や曲が多くあります。長年吹いていてもできないことが多い、そんな意味では初心者とあまり変わらないかもしれません。
ここで、サックスの音の出る仕組みを簡単に説明します。サックスは金属製の本体と息を吹き込む部分のマウスピース(プラスチックや金属製)に大きく分けられます。マウスピースにはリードと呼ばれる薄い竹を締め具(リガチャー)で固定し、これに息を吹き込むとリードが震えて音が出ます。リードが震えている間に本体にあるキーを押すとドレミなどの音が出ます。これをうまく操作していくと、いろんな曲が演奏できるわけです。
さて、サックスの代表的なジャズ奏者はソニー・ロリンズ、ナベサダ(渡辺貞夫)、ケニー・G、クラシック奏者ではマルセル・ミュール、須川展也などが知られています。サックスといえばジャズ、とお思いの方もいるかもしれませんが、実は吹奏楽や一部のオーケストラでも使用される楽器のため、いわゆるJazzyな音ではなく、クラシック音楽のような音色も出すことができます。とはいえ、ジャズはなんとなくかっこいい感じがしますし、吹奏楽でサックスを吹いてきた私も嫌いではありません。ソニー・ロリンズの名を一躍有名にした「サキソフォン・コロッサス」というアルバムは現在でも販売が続く名盤で、1曲目に収録されている彼の代表曲「セント・トーマス」はノリがよく少しヘンテコなリズムが特徴的です。興味のある方は聴いてみてください。なんだか、まとまりのない記事になってしまいましたが、今年度、私の執筆はあと3回あるため、ここで紹介した「セント・トーマス」を練習して、途中経過を報告していきたいと思います。(筆者は毎号交代します)
2024/11/01
スモール・イズ・ストロング
2024/10/01
サックスという趣味を続ける③
2024/09/01
学歴社会から専門性を重視する社会へ
2024/08/01
スモール・イズ・バルネラブル
2024/07/01
サックスという趣味を続ける②
2024/06/01
外国法を真に学ぶ方法と必要性
2024/05/01
スモール・イズ・ビューティーフル
2024/03/01
人生は長い旅路
2024/02/01
“違和感”が教えてくれたこと
2024/01/01
理科で学ぶ「条件制御」を日常に
2023/12/01
趣味のすゝめ
2023/11/01
海を渡ってブリコラージュ
2023/10/01
「推し本」を語り合うこと
2023/09/01
君たちはどう逃げるか
2023/08/01
「未来塾」で見る日本社会の「未来」
2023/07/01
「分かりやすさ」にご注意
2023/06/01
衣付けの楽しみ
2023/05/01
ぷらっと優しいつながりを
2023/04/01
AIが変える検索と教育の未来
2023/03/01
カウンセリングとアドボカシー
2023/02/01
骨にまで残る病気
2023/01/01
まず隗より始めよ②
2022/12/01
カウンセラーもがまださんと!
2022/11/01
骨に記録された食事
2022/10/01
まず隗より始めよ①
2022/09/01
面接室の外の心理療法
2022/08/01
歯の抜き方も好き好き?
2022/07/01
活用なき学問は無学に等し
2022/06/01
模索の日々
2022/05/01
サメに食べられたヒト
2022/04/01
挑戦できない社会人を大量生産しないために
2022/03/01
コロナ禍で進むICT利活用、今後は?
2022/02/01
真夜中の争奪戦
2022/01/01
黒い雪
2021/12/01
思考の整理に便利なツール
2021/11/01
3年半を振り返って
2021/10/01
月明かりが生む闇のかたち
2021/09/01
アフターコロナの学びを考える
2021/08/01
分類学と博物館を巡る旅
2021/07/01
喘息と獣
2021/06/01
学ぼうと思ったきっかけ
2021/05/01
深海魚と私
2021/04/01
作品をみることは、自分自身をみること
2021/03/01
お題〈番外編〉 卒業を振り返る
2021/02/01
趣味を通して世界を広げる
2021/01/01
〈自分の意見〉を伝えること
2020/12/01
お題③ざんねんないきもの
2020/11/01
動物愛護とアニマルウェルフェア
2020/10/01
〈別れ〉と向き合う
2020/09/01
お題② 平均